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ジブリ映画見てきました。 ― 2013年08月03日 18:00
金曜日、勤めが休みのUshiさんと、宮崎駿監督の「風たちぬ」朝一の上映を、新宿ピカデリーで見てきました。
前日に上映スケジュールをネットで調べていたら、あらかじめ見たい作品のチケットを、上映時刻、座席を指定して予約できるサービスがあることに気づきました。(いったい いつから。。。)おまけにどちらか50歳以上の夫婦は、ひとり\1,250になる割引まで。二人とも50歳以上だから、もう¥500まけてくれたらもっといいのに。
平日とはいえ、人気の宮崎アニメなので、一応座席を押さえて一安心。便利な時代になったなぁと思いつつも、でもネット使えない人はどうなるんだろう、と心配にもなりました。
映画は、平日朝一であったせいもあり、心配するほどの混雑はなく、座席もあちこちに空席が目立つゆったり状態。しかもいつものジブリ映画と違って、お子様の姿は皆無でした。
映画の評価は、ひとそれぞれと思いますが、私は「好き」かな。
すごく良かったとか、感動したとかまではいきませんが、ある種のさわやかさを感じた映画でした。なんか宮崎監督、もう客に媚びずに作りたいもの作ったのかなと感じました。
ストーリーは飛行機の美しさに魅せられた少年が、幼いころに抱いた夢を忘れずに、腕の良い飛行機設計技師になり、やがて欧米人をあっと言わせたゼロ戦を設計する話が主題です。
その主題が縦軸とすると、関東大震災、世界恐慌、第二次世界大戦という時代背景が横軸として加わり、物語に二次元的な広がりを持たせています。時々主人公の夢の中がでてくるので、場合によっては三次元ともいえます。そして、主人公の一途な恋や、外国人スパイとの交流がそのままでは平坦で退屈になってしまう技術者の成長物語にスパイスを加えているという感じです。
時代柄、飛行機の設計=兵器開発で、どうしても戦争への加担が影を落としますが、主人公周辺はあくまで技術者として、事実を冷静に分析して、技術の高みだけを目指して、戦争の高揚感から一歩引いていたんだよとして描かれていました。
その真偽は別にして、大正から昭和にかけて、先進国に何とか追いつこうとする技術者たちの真摯な挑戦は、昔大ヒットしたプロジェクトXに似て、つい応援したくなりました。
またやがて主人公の妻になる少女は、宮崎監督お得意の意思の強い美少女で、作戦とわかっていてもつい感情移入して目頭が熱くなってしまいました。
と、いうようなことで、朝早起きして見に行っても、十分元がとれたなーと単純に喜んでいます。
それにしても、私たちは入場開始のアナウンスを聞いてすぐに入場したのですが、劇場に入ってみると、われわれが予約した座席の隣(スクリーンが最も見やすい一等席)に、すでにネクタイを締めたおよそアニメが似合わない年配のオジサン二人が、つまらなそうに鎮座していました。 接待?まさかね。 あの二人、いったい何者だったのだろう。。。
前日に上映スケジュールをネットで調べていたら、あらかじめ見たい作品のチケットを、上映時刻、座席を指定して予約できるサービスがあることに気づきました。(いったい いつから。。。)おまけにどちらか50歳以上の夫婦は、ひとり\1,250になる割引まで。二人とも50歳以上だから、もう¥500まけてくれたらもっといいのに。
平日とはいえ、人気の宮崎アニメなので、一応座席を押さえて一安心。便利な時代になったなぁと思いつつも、でもネット使えない人はどうなるんだろう、と心配にもなりました。
映画は、平日朝一であったせいもあり、心配するほどの混雑はなく、座席もあちこちに空席が目立つゆったり状態。しかもいつものジブリ映画と違って、お子様の姿は皆無でした。
映画の評価は、ひとそれぞれと思いますが、私は「好き」かな。
すごく良かったとか、感動したとかまではいきませんが、ある種のさわやかさを感じた映画でした。なんか宮崎監督、もう客に媚びずに作りたいもの作ったのかなと感じました。
ストーリーは飛行機の美しさに魅せられた少年が、幼いころに抱いた夢を忘れずに、腕の良い飛行機設計技師になり、やがて欧米人をあっと言わせたゼロ戦を設計する話が主題です。
その主題が縦軸とすると、関東大震災、世界恐慌、第二次世界大戦という時代背景が横軸として加わり、物語に二次元的な広がりを持たせています。時々主人公の夢の中がでてくるので、場合によっては三次元ともいえます。そして、主人公の一途な恋や、外国人スパイとの交流がそのままでは平坦で退屈になってしまう技術者の成長物語にスパイスを加えているという感じです。
時代柄、飛行機の設計=兵器開発で、どうしても戦争への加担が影を落としますが、主人公周辺はあくまで技術者として、事実を冷静に分析して、技術の高みだけを目指して、戦争の高揚感から一歩引いていたんだよとして描かれていました。
その真偽は別にして、大正から昭和にかけて、先進国に何とか追いつこうとする技術者たちの真摯な挑戦は、昔大ヒットしたプロジェクトXに似て、つい応援したくなりました。
またやがて主人公の妻になる少女は、宮崎監督お得意の意思の強い美少女で、作戦とわかっていてもつい感情移入して目頭が熱くなってしまいました。
と、いうようなことで、朝早起きして見に行っても、十分元がとれたなーと単純に喜んでいます。
それにしても、私たちは入場開始のアナウンスを聞いてすぐに入場したのですが、劇場に入ってみると、われわれが予約した座席の隣(スクリーンが最も見やすい一等席)に、すでにネクタイを締めたおよそアニメが似合わない年配のオジサン二人が、つまらなそうに鎮座していました。 接待?まさかね。 あの二人、いったい何者だったのだろう。。。
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