http://apricot-tree.asablo.jp/blog/img/2013/06/17/29f71b.jpg
絵本紹介(146) ゆき ― 2014年11月20日 23:58
題名 : ゆき
作 : ユリ シュルヴィッツ
訳 : さくま ゆみこ
発行所 : あすなろ書房
寒くなってきましたねぇ。東京ではお正月を過ぎないと出会えませんが、北海道、東北、上信越あたりでは、そろそろ雪の季節ですね。そんな季節に合わせて、今日は冷たくて暖かい雪の日のお話しの紹介になります。絵の色合いがとても優しい絵本です。
そらははいいいろ。
やねもはいいいろ。
まちじゅう どんより はいいろです。
そこへはいいろの そらから
ひとひらの ゆきが まいおりてきました
男の子がうれしそうに「ゆきがふっているよ」と言います。
くろひげのおじいさんは「これっぽっちじゃ ふっているとは いえんな」
でも灰色のそらからは、ひとひら もうひとひら。
「ゆきが ふっているよ」もういちど男の子はいいました。
それをきいたひょろなが帽子のおじさんは「どうってことないな」
空から舞い降りて来る雪が増えています。
男の子はやっぱり「ゆきが ふっているよ」
「すぐに とけるわよ」 おしゃれ傘のおばさんがいいました。
大人たちはみんな、雪が降っていると認めてくれません。
ラジオの天気予報でも、雪は降らないと言っています。
男の子だけが、空から落ちて来る雪が増えて来た街を、楽しそうに歩きます。
大人たちや天気予報を無視するように、ゆきはあとからあとから降ってきて、とうとう街を白一色に変えてしまいます。
そして大人たちが家に逃げ込んで誰もいなくなった広場で、男の子は妖精たちと楽しそうにダンスを踊りました。
大人たちは、できるだけ雪のことは忘れたいみたいですね。けれど男の子は、一面を白い世界に変えてくれる雪にわくわくしてしまいます。
子供はほんと雪が好きですよねぇ。
ところでみなさん、雪、好きですか? 私はいい歳して、雪、結構好きです。
東京の晴れて乾いた冬はとても過ごしやすいですが、北国のつめたく白くて静かな冬は、ロマンチックで素敵なんですよ。 駐車場の雪かきはしんどいけどね。
作 : ユリ シュルヴィッツ
訳 : さくま ゆみこ
発行所 : あすなろ書房
寒くなってきましたねぇ。東京ではお正月を過ぎないと出会えませんが、北海道、東北、上信越あたりでは、そろそろ雪の季節ですね。そんな季節に合わせて、今日は冷たくて暖かい雪の日のお話しの紹介になります。絵の色合いがとても優しい絵本です。
そらははいいいろ。
やねもはいいいろ。
まちじゅう どんより はいいろです。
そこへはいいろの そらから
ひとひらの ゆきが まいおりてきました
男の子がうれしそうに「ゆきがふっているよ」と言います。
くろひげのおじいさんは「これっぽっちじゃ ふっているとは いえんな」
でも灰色のそらからは、ひとひら もうひとひら。
「ゆきが ふっているよ」もういちど男の子はいいました。
それをきいたひょろなが帽子のおじさんは「どうってことないな」
空から舞い降りて来る雪が増えています。
男の子はやっぱり「ゆきが ふっているよ」
「すぐに とけるわよ」 おしゃれ傘のおばさんがいいました。
大人たちはみんな、雪が降っていると認めてくれません。
ラジオの天気予報でも、雪は降らないと言っています。
男の子だけが、空から落ちて来る雪が増えて来た街を、楽しそうに歩きます。
大人たちや天気予報を無視するように、ゆきはあとからあとから降ってきて、とうとう街を白一色に変えてしまいます。
そして大人たちが家に逃げ込んで誰もいなくなった広場で、男の子は妖精たちと楽しそうにダンスを踊りました。
大人たちは、できるだけ雪のことは忘れたいみたいですね。けれど男の子は、一面を白い世界に変えてくれる雪にわくわくしてしまいます。
子供はほんと雪が好きですよねぇ。
ところでみなさん、雪、好きですか? 私はいい歳して、雪、結構好きです。
東京の晴れて乾いた冬はとても過ごしやすいですが、北国のつめたく白くて静かな冬は、ロマンチックで素敵なんですよ。 駐車場の雪かきはしんどいけどね。
最近のコメント