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心痛むこと2014年05月13日 23:55

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  5月17日(土)、18日(日)は都合により店の営業休ませていただきます。


 何事も楽な方に流されてきた我が家の下の子。
 大学ではある国家試験の受験資格を取得できるコースに進んだものの、きっと受験せずにあきらめるんだろうなーと思っていました。
 実際、去年の秋口を過ぎても試験勉強を始める気配がなく、試験の高合格率を確保したい大学から、「受験を辞退したら」という文書まで届いてしまう低空飛行でした。
 ところが今回ばかりは期するところがあったのか大人になったのか、年末からの集中した猛勉強で、まさかまさかの高得点で試験合格してしまいました。

 さて青くなったのは父親。偉そうなこと言ってきましたが、履歴書の資格・免許欄に運転免許しか書くことが無い我が家で唯一の存在になってしまいました。
 結局一番楽な方に流されているのは私でしたね。ゴメンナサイ。


 話はちょっと飛躍しますが、私たちは普段自分たちが学びたいときに学びたいことを学ぶことのできる幸せな環境にいることを、平和であることを、もっと大切にしなければなりませんね。

 ナイジェリアでは「女性に西欧的教育を受けさせることは罪悪だ」と狂気の屁理屈を語る武装集団によって、大勢の女子学生が拉致され、人権を奪われたままもう1か月以上が過ぎようとしていますが、救出の糸口が未だ見つかっていません。
 アフガニスタンでは女性の学ぶ権利が不当に奪われている現実を欧米に向けて訴えたマララさんが、イスラム原理主義を掲げるタリバーンによって襲撃される事件が起きたことも記憶に新しいところです。

 人が人らしく生きる為に、学ぶという行為はとても大切な役割を果たしているのはずです。その生きる権利にも等しい学ぶ権利を性別を理由に奪うことなど、絶対に許されるはずがありません。

 心痛む事件が一日も早く解決することを祈り、こんなひどい事件が起きる背景についてもしっかり考えて行かなけれいけないと思うようになりました。
 日本だって他人事でなく、理不尽な力で自由を奪われる日が案外近づいているかもしれないので。

コメント

_ 軽井沢のオジサン ― 2014年05月15日 10:54

全く、ナイジェリアのスンニ派イスラム教徒の一派「ボコ・ハラム」は無茶苦茶だよね。
首謀者は映像で「アラーが私に少女達を売れと命じた」だって。
少女を奴隷として売れとか、無差別に人を殺せとか、そんな神様の宗教なんて無くなってしまえばいいのに!
神様じゃなくて、悪魔だよ。(♯`∧´)

_ apricot-tree ― 2014年05月15日 12:00

軽井沢のオジサンさま
まったくねー。神様がそんなこというはずない。神の名を語った狂人集団だけど、その背景は貧困、無知、格差など根深いかもね。人の底しれぬ欲望が、弱い人たちに牙を剝いてるんじゃないかな。

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