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晴天の霹靂 見てきました。2014年05月26日 23:15

 先週出かけた旅行で、飛行機内で上映サービスされていた映画がパッとしなかったので、なんか消化不良で、無性に映画見たくなりました。

 そこで今日は先週から封切された新しい映画で、劇団ひとりが脚本、監督で大泉洋が主演の「晴天の霹靂」を見てきました。

 ストーリーとしては、場末のマジックバーでくすぶっている、中年入り口で生きる目標を見失った売れないマジシャンが、40年前の浅草にタイムスリップして自分の両親に出会い、自分の出生の秘密を知って生きる覚悟を固める みたな感じです。
 設定がちょっと「偉人たちとの夏」に似ているけど、まぁいいか。

 以前暮らしていた北海道の人気者で、今や全国区の有名タレントになった大泉洋がなんとなく好きで、彼の主演した映画「探偵はバーにいる」も結構面白かったので、気楽な話題とぐっと泣かせてくれる中味を期待したのですが。。。

 大泉洋も、役者として出演していた劇団ひとりも、売れない芸人をうまく演じてくれてはいたのですが、期待した笑わせてくれる軽妙なやり取りは無し。あまりメリハリのない展開からの泣かせシーンだったからか、落差が小さい分胸にズンズンとは迫り切れませんでした。(でも一瞬うるっと来てしまったけど。)
 
 平日の昼間ということで、観客の年齢層けっこう高目。
 女子高生3人組が入ってきて、へぇーと思ったら、どうやら同じ時間に他のスクリーンで上映される、「アナと雪の女王3D」と間違ったみたいで、慌てて出て行きました。
 劇団ひとり、若い子には相手にされないのかな。

 お笑い芸人が初めて撮った映画としては上手いのかもしれませんが、観客の印象に残るシーンとかカメラワークとかは無かったかな。
 それでも原作者としては非凡だと思うので、1本撮った次に期待しまーす。

 いやぁー結局消化不良は解消しないので、しばらく映画あさりしそうです。そんな時は是非この映画というお勧めがありましたら、コッソリ教えて下さいね。