apricot-tree blog

　夏休みが終わってもう2日。なのに朝の通勤電車がすいていたりすると、なんだかまだ休み感を引きずってピリッとしません。

　いい歳してしっかり切り替えなきゃと頭では思うのですが、楽しかった休みを振り返り、次の休みまでの日を数えてしまいます。

　たかが１週間の休みにこんなにペースが狂わされるのに、ヨーロッパ人の2か月のバカンスなど想像もできません。もしかするとバカンス前の1か月は楽しい休暇の計画で気もそぞろで、休みが終わって1か月はリハビリ期間で、結局1年の1/3はのんびりの生活サイクルなのかもしれませんね。

　話は変わりますが、昨日のニュースによると、日本の4月から6月のGDPが2期ぶりのマイナス成長で、景気回復の勢いが弱まったかもしれないと、専門家たちが深刻そうに心配していました。
　とくに個人消費の鈍化が激しいと。

　それは統計を知らされなくても、肌で感じていること。
　将来、今までのような安心・安全で「ぼけ」が付くほど平和な世の中が続くかどうか微妙な空気になってきたのに、パーッとはじけられませんよね。

　成長戦略とか安全保障とか、相変わらずマッチョな人たちが美しい国家を取り戻せ！と背広姿で暑苦しいさを演出してくれていますが、こんな蒸し暑い季節は沖縄のかりゆしウエア―なんかでゆったりが似合っています。

　どうやって成長を続けるかよりも、どうしたらみんなで一年の1/3をのんびりできるかを考えられた方が、よっぽど健康的で、案外そこそこ上手く行くような気がするんですが。。。