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チップ2015年08月25日 23:52

 欧米への旅行でなかなかなじめない習慣にチップがあります。
 
 ここはチップをあげるべきか、あげなくてよいのか?
 あげても失礼じゃないのか?
 利率は会計の10%なのか15%なのか?
 あれこれ悩んでいるうちに景色は通り過ぎ、デザートの味がわからない、なんて経験ありませんか?

 気持ちでいいんだよと事情通には言われますが、気持ちが無いから困ってしまうんです。

 先日のバンクーバー旅行の際は、ホテルの近くに珍しくて旨そうで安そうなレストランが見当たらなかったのと、部屋にわざわざキッチンと食器や鍋釜が付いていたので、朝食と夕食は全て自炊で済ませましたが、外食を億劫にさせる大きな理由の一つにチップがあります。

 レストランの看板やメニューを見て、つい日本の感覚で値段に折り合いをつけて入店して、会計の段になって、しまったメニューの料金にサービス料、税金、それにチップが付くんだった!とげっそりしたことが何度かあります。で、結局そんな思いするくらいなら、「スーパーでパンとハムを買って部屋でかじった方が良いや」となってしまいました。

 今度の旅行で、娘が英語でコミニュケーションにチャレンジの意味でスタバデビューしたのですが、カナダ人のイアンさんに後で聞いたら、スタバでも半数くらいの人はチップを払うそうで、まさか!とびっくりさせられました。日本のスタバと同じで役割が完全に分離している店なのにそれでもチップがあるんですね。誰にあげたらいいんだろう。
 まさかマックではチップ無いですよね。。。

 前出のイアンさん、品書きの値段がそのまま物の値段の日本は、本当に楽でいいと褒めていました。
 おもてなしは有料だと嘘くさいけど、無償だと感激しますしね。
 チップの文化が無くて良かった。