apricot-tree blog

　膝の上で居眠りを決め込むワンコたちの体温が、いつの間にか心地よく感じるようになりました。
　少し前は「暑い！」と追い払っていたのに。
　
　茶の間では「今年の夏は最初だけすごかったけど、あっという間だったね」と既に過去形で語っています。

　連日35℃超えで茹だっていた時期から、涼しくなり出した当初はとてもうれしかったのですが、ずっと肌寒いくらいの曇天が続くと、勝手なものですが今度は作物への影響とかが心配になってしまいます。

　オホーツク高気団から冷たい風が吹き込む東北、北海道はお米の一大産地ですが、ちょうど今の時期お米の実が育つ時期ではなかったかな？この寒さが収穫量や品質に悪い影響が出なければ良いのですが。。。　　東北と北海道では今や魚沼産に負けないくらい旨いお米が獲れてますよね。

　私、正直なところ今世間で流行っているような日本ってすごい！という気持ちにはなかなかならない方（日本もいいけど、他の国だってよく知れば同じようにすごいところがたくさんある）なのですが、新米のおにぎりを食べた時は日本人でよかったぁーと心底思ってしまいます。

　一口頬張ったときに口の中にひろがる豊かな香り、かみしめるほどに現れる甘味。よくぞこんなに旨い穀物を作り上げて来たものだと、お百姓さんの長い歴史に感謝したくなります。

　涼しい夏はありがたいけど、どうぞお米はじめ農作物に悪い影響を与えるほど極端な低温が続きませんように。
　今年もおいしい新米が食べたーい。