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まさか2015年03月27日 23:36

 いや怖いことが立て続けに起きてしまいました。

 チュニジアの博物館でいきなりテロリストに命を奪われたり、安全で楽しいはずの空の旅が作為を持って壊されたり。

 観光客を殺戮して観光立国にダメージを与えようとする輩にも、100名を超える罪のない人たちを道連れに自殺を試みる人にも、一体どう対処したら良いと言うのでしょう。 気をつけようがありません。

 それにしても、コンピューターで隅々まで管理されている最近のハイテク飛行機のコックピットが、まさか外からは開けられないなんて。。。
 一体誰がそんな馬鹿な構造で安心安全と思っていたのでしょう。普通に考えたら、最後の手段に手動で開ける抜け道くらい作っておくものでしょう。

 なんか子供の頃読んだ童話か漫画に、家を内側からとっても頑丈に補強していたら、出口まで塞いでしまったという話があったように思いますが、まさに頭の良い人が究極の安心安全を考えてたどり着いた結論が、外からは決して開けられないという極端なしろものでした。

 福島の原発だって、何重にも非常時のバックアップ体制が整えられて、絶対安全と言われてきたのに、誰も電源施設を失えばすべて動かなくなるという、後から考えれば当たりませ之ことに気づきませんでした。

 果たして世界最高の安全水準と政権が胸を張る日本の原発には、本当に隙は無いのでしょうか。

 答えは「いいえ」だと、チュニジアの事件とジャーマンエアの事故が教えてくれています。