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身近な野生2013年06月10日 23:01

 朝夕犬を散歩させている近所の公園には、人口の小川が作られていて、今の時期菖蒲が茂っている一画があります。

 今晩、そのあたりを通りかかると、川岸で姿勢を低くして菖蒲の茂みを、じっとうかがう猫の姿が。

 そういえば10日くらい前にも同じ場所で、猫がやはり同じように何かを狙う姿勢でじっとしていました。

 何やっているんだろう?と思った直後、去年この茂みに走りこんでいくネズミの姿を見たことを思い出しました。
 猫君もしかしてネズミのハンティング中?

 この公園、自由猫に餌をあげることを楽しみに毎日通ってくる方が数名いますので、自由猫たちは食べ物に不自由せず、だいたいみんな毛並みがよくて、太っていて、うちの犬(パピヨン)が近づいたくらいでは全然動じない、貫録ある子たちばかりです。

 だからわざわざ面倒なハンティングをするなんて、予想していませんでした。

 暗がりの中で自分の気配を消して、じっと一点を見つめる猫。
 野生があふれ出していて、とてもいつも腹いっぱい餌をもらってひっくり返って寝ている姿から想像もつきませんでした。
 カッコイイ。
 腐っても猫。
 野生を捨ててはいなかったんですね。

 ずっと観察して、ハンティングの首尾を見守りたかったのですが、猫君から、「オッサン、早く消えて」サインが出ていたので、しかたない。
 都会の平和のためにも、ネズミ取り成功させてね、と祈って帰ってきました。

 余談ですが、自由猫たちは毎日上等な猫缶を与えられていて、ドライフーズ専門のうちの犬たちとはずいぶん待遇が違います。

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