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梅雨の晴れ間に2013年06月05日 23:02

 何日か前にたしか梅雨入りと聞いた関東ですが、今日も比較的良い天気で、夕方には風が涼しくなって過ごしやすい一日でした。

 都市で生活していると、うっとうしい雨が少ない梅雨は歓迎すべきことですが、農業にとっては畑や田んぼの水不足が心配な困った天候です。
 深刻な状況になる前に、恵みの雨がやってきてくれるとよいのですが。

 数年前、区割りの畑を借りて農家さんの指導の元、農業体験をさせてもらった時期がありました。

 7坪くらいの広さで、貸し出す前に農家さんが機械で土を一度耕してくれていたにも関わらず、いざ耕したり畝を作ったりしてみると、想像の 100倍くらいつらい作業でした。

 何とか畑っぽく整えて、種や苗を植えてみても、日照り続きで根がつかなかったり、せっかく生えてきた若葉をヨトウ虫に食い荒らされたり、
思い通りにはいきません。

 それでも私たちの至らないところを農家さんがフォローして下さったお蔭で、初夏から初冬にかけていろいろな種類の作物が収穫できて、とても豊かな食卓を楽しませてもらいました。

 夏場つぎつぎできるキュウリは、まだ小さいうちに収穫してそのまま食べてみると、味がとても濃くて、ドレッシングもマヨネーズも必要なかったのは驚きでした。

 トマトも赤くなる前のまだ青くて小さいものを収穫して、素揚げにしてパスタに使うと、程よい酸味とうまみが実の中に閉じ込められて、行ったことも無いのに、南イタリアの太陽に照らされたような気分でした。

 真似事だけでも緻密な計画や周到な準備や細心の注意が必要な農業。本業で従事される方々の知恵や経験や努力には計り知れないものがあるように思います。

 「数年後には農業の所得倍増!」とかぶち上げたどこかのお坊ちゃま宰相。気合いだけじゃなくて本気で実行してよ。