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絵本紹介(274) Pony, Bear and Evening Star2016年05月01日 23:58

題名   : Pony, Bear and Evening Star
作    : Sigrid Heuck
発行所 : Thienemann

 今日の絵本は昨年のドイツ旅行で見つけた、ドイツの子供たち向けの英語教材絵本です。
 日本でも同じような教材があるのかもしれませんが、この絵本、楽しみながら自然に英語の名刺とそのつづりを覚えて行けそうで感心しました。小学校で英語の授業が取り入れられる今の世の中、こんな教科書なら学びやすいかもと思ってご紹介いたします。

 この絵本、頭の見開きと後ろの見開きが辞書になっていて、そこの今回のお話で使われるイラストとその英単語が描かれています。
子供は、最初にこのイラスト辞書で単語を暗記してから物語を読むもよし、物語の途中で一回一回辞書を見てもよし、イラストの英単語を綴りで覚えてもよさそうです。
 そして物語。文章の途中にちょこちょことイラスが紛れ込んで、ひとつひとつ英単語を思い出しながら読んで行かなければなりません。が、小さいころから絵文字入りの文章になれている今の子供たちなら、あっという間に自分のものにしちゃいそうです。

 例えば、

 ある暖かい夏の夜【ポニー】と【クマ】は【牧草地】の【納屋】の前に立っていました。「こんな夜より美しいものって、世の中にあるかい?暖かくて【小鳥たち】が鳴いて、やがて【リンゴ】も甘くなる。」と【ポニー】はため息まじりにつぶやきました。

 ポニーがPonnyと書かれているより、イラストの方がすんなり物語に溶け込めて、Ponny=ポニーも無理なく頭に入って来そう、そう思いません?
か?  「【お星さま】」、クマは願います。「【牧草地」にいるぼくの所に来て下さい!お願い!」 するとその時、流れ【星】が空から降ってきました。
 イラストが入ると、なんか柔らかくて、英語を読まされている感が薄まるような気がします。

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