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6/4 あぷりこっとつりーこぼれ話2016年06月04日 23:48

 暑かったり、寒くなったり、気候が落ち着かない今年の梅雨前。
 こんな不順な天気の中、七飯町の男の子はよく無事で帰ってきてくれました。
 暗い事件のニュースばかりの中でほっとさせられる知らせでした。

【gufoさん】
 ひょんなことから知り合いになった同業の絵本屋さん。
 、西武新宿線野方駅近くの商店街で半年くらい前からgufo(グーフォ)という素敵なお店をお一人で切り盛りしています。
 取り扱うのは動物が主人公の絵本と本。他に動物がからんだ雑貨とペット用品。カフェも併設しています。久しぶりに訪ねてお話を伺ってみると、だんだんリピーターのお客さんも増えて来たようです。
 スムージーがとてもおいしかったので、お近くの方は是非いちど訪ねてみて下さい。
 http://gufo.jp/
 http://nakano.keizai.biz/headline/806/

【1kgで\70】
 いつも店までの出勤途中にチャリンコで通る新宿中央公園。
 10時過ぎ、一画に甘い饐えたようなにおいが漂います。
 路上に停めた空き缶業者の2トントラックに、付近に暮らすホームレスの人たちが、おおきなビニール袋にいっぱいに詰めたジュースやビールのアルミ缶やスチール缶を、何袋も持ち込んで来る朝のおなじみの光景です。
 どれくらいで買い取ってもらえるのかしらとネットで調べたら、つぶしていないアルミの空き缶で1kg70円前後の様です。
 ホームレスの人たちが一生懸命押してやって来る、台車につまれた5~6袋。かりに全部アルミで一袋5kgだとすると、締めて\2,000くらいでしょうか?
 かたや中央公園を見下ろす高層の東京都庁の主は、家族で食べた回転ずしまでを政活費につけ回し、調査に時間がぁと言い逃れて380万円のボーナス懐に入れて。いーい商売だなぁ~

【録画!】
夕方、お客様の来店が少し途絶えた頃、男性2人連れが来店されました。
男性二人組はあぷりこっとつりーではそんなに珍しくは無いのですが、今日のお二人は異質。ちょいワルとヒップホップ系の組み合わせで、二人とも異様に黒い。
ヤバそうなので防犯カメラの録画始めようかとリモコンを手に取ったその時、ちょいワルさんがこちらに突進してきました。うわっ、目が赤い。外国人?その手にはプラハのクリスマス市で仕入れてきたシュベイクのマグネットが。
「これ、ください。」 あ、日本人だった。
「プラハでかったんすか?」「あっちはやっぱちがいますか?」「いいすねー。」 褒めていただきました。見かけで怖がってすみません。
でも、実はあぷりこっとつりーを包み込むように広がる隣地が売りに出されたらしく、地上げ屋さん関係の可能性ゼロではありません。これからも用心用心。

絵本紹介(277) このあと どうしちゃおう2016年06月05日 17:10

題名  : このあと どうしちゃおう
作    : ヨシタケシンスケ
発行所 : ブロンズ新社

 「りんごかもしれない」「りゆうがあります」などなど、出すたびに大ヒットを飛ばしている絵本作家ヨシタケシンスケさん。今回はそのヨシタケシンスケさんの最新の絵本で、タブー視されがちな老いと死を明るく扱ってくれています。

 主人公の男の子は、おじいちゃんが亡くなったあと部屋を片付けていて、「このあと どうしちゃおう」という題名のノートを見つけました。


 そこにはおじいちゃんの、死んだらどうなりたいか、どうしてほしいか、が、いっぱい書いてありました。

 例えば、このあとの予定として、死んでから後の自分がたどるであろう道のことが書かれています。

 死ぬ→まずゆうれいセンターへ→透明になる→透明になったら、しばらくみんなの様子を見る→気が済んだら天国へむかう→天国はなんでもあるし、気候はいいし、快適→でも、そろそろ天国にも飽きたら生まれ変わりセンターへ→生まれ変わりセンターで好みの生きものに生まれ変わらせてもらう→生まれ変わってこの世に戻って来る。


 こんなにはっきりスケジュールがわかっていれば、死んだ後が怖くなくなりそうです。

 因みに、おじいちゃんは天国に出かける時の持ち物として、帽子、双眼鏡、読みかけの本、ハンカチ、リュックに神様へのお土産を準備。
 リュックの中身はばんそうこう、ビニール袋、カメラ、きがえ、タオル、歯ブラシ、チョコレートに枕。神様へのお土産はお酒、裏山で採れた栗、けっこう難しいパズル。 すごく緻密です。

 けど、みんな天国に行けるわけではなくて。。。いじわるなアイツは地獄へ。
 地獄は、恐ろしい!

 例えば、トイレが1個しかない。(ウヮァー!順番待っている間に。。。)


毎日柔軟体操をさせられる。(やめてぇ~) 


誕生日のプレゼントが注射。(歳をとるのがコワイ!) 


それから。。。 どれもこれも堪えられない怖いことばかり。

 毎日の日課だって、有名な賽の河原の石積どころじゃない、チョー面倒くさくて細かい作業ばかり。私的には絶対に地獄にだけは行きたくなくなりました。

 男の子はおじいちゃんのノートを見ているうちにワクワクしてきて、なんだか天国に行くのが楽しみになってきました。おじいちゃんは死ぬのが楽しみだったのかしら?

   そこで気づきます。
 もしかしたら、逆だったのかも。
 もしかしたら、おじいちゃんは死ぬのがとても怖かったから、楽しいことをたくさん考えたのかも。死ぬのが怖くないように。。。


 絵本というと子供のものと思いがちですが、この絵本は子供よりも大人。とくにお年寄りほど共感を得られそうな内容です。

   怖くて思い悩んだり、宗教に救いを求めがちな死という現象。貧乏人もお金持ちも、庶民も権力者も みんな必ず1回ずつ経験します。
 終活という言葉が市民権を得てまだ新しいですが、死んだ後自分がどうなりたいか考えて行動してみるというのも、あんがい生きがいにつながるかもしれませんね。

あーあ。2016年06月06日 23:05

 最近、気が付くと深いため息をつく自分。

 たしかに怠け者で「遊んで暮らしたい」が信条ではありますが、現在の勤めも、店も、家庭も、家族にも、さしたる不満があるわけではありません。

 なのに、なんで口を突くのはため息なのか。一体なにが憂鬱なのか、ずっと不思議でした。

 でも今日謎が解けました。

 理を解いても通じない、聞く耳を待たない、わざとはぐらかす、論点をすり替える、姑息なごまかしに終始する、そんな政治家へのいらだちが原因だったんですね。

 舛添くんの記者会見ニュースのあと、憂鬱は絶好調に達していました。

 まぁ、全然期待はしていませんでしたが、お約束通りの舛添くんの記者会見。何を言われても恋々と知事の椅子にしがみつく姿は、吐き気を覚えるほど醜くくて、目をそむけたくなりました。
 
 こんな人格卑しきが東京の顔だなんて、とても我慢がなりません。デモでも署名でも、辞任を迫る動きに同調しないと気が済みません。

 
 そしてもう一人。
 一昨年12月にあれだけはっきりと、「消費税増税の再延期は決して行わないと断言する」(はっきりと断言の二重肯定)と言っておきながら、ろくな説明も謝罪も無しに「新しい判断」とやらに寄ってまた2年半延期することにしてしまったお坊ちゃま。
 
 いつでもやたら勇ましい言葉は使うけど、どこまでも軽いんだよなー。

 東京と日本と、揃ってまっとうな理屈が通じない卑怯な人たちが権力を握っていいる現状、もう憂鬱でため息無しには過ごせません。

 「あーあ。」の後、「どこか逃げ出せる場所はないのかなぁ?」が続くのでした。

絵本紹介(278) いろいろバス2016年06月08日 23:56

題名   : いろいろバス
作    : tupera tupera
発行所 : 大日本図書

 「しろくまのパンツ」「パンダ銭湯」と大ヒットを飛ばした、ご夫婦作家のtupera tuperaさんの最近の絵本を、2回連続でご紹介します。
 今日はまず発想がとてもユニークな絵本「いろいろバス」です。

 赤いバスがやってきます。運転席に座るシルエット、どこかで見たことがあるような。。。 客席の窓から見えているシルエットは何だろう?


 バスが停まって、降りて来たのは。。。 あっ、トマトだぁ!トマトがごろごろ。赤いバスには赤いトマトが乗っていたんですね。<
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 乗り込んだのは、これも真っ赤なタコ。頭が大きいけどうまく乗れるたかな?


 今度は黄色いバスがやってきました。運転しているのは。。。たぶんコンとなくあの子です。
 客席の窓に映るシルエットじゃ、誰が乗っているのかわかりませんね。

 おお!降りて来たのはフワフワ感いっぱいの黄色いオムレツ。バスの揺れで壊れずに済んだみたいです。


   黄色いバスに代わりに乗り込んだのは、キラキラお星様たち。夜になったらきれいでしょうね。

さてさて続いて緑のバスがやってきました。
 今度はいったい誰が運転して、誰が乗っているのかな?
 このバスのシルエットは、かなりヒントになってますねぇ。


 と、言う具合に、いろいろな色のバスがやってきて、そこからバス色の誰かが降りて来て、バス色の誰かが乗っていくパターンを繰り返す絵本です。
 最初の赤いバスから赤いトマトが降りて来たがトマトで、ガツンと衝撃なので、きっとお子さんに読み聞かせしたら、次はなんだろうと目を皿にしそうです。
 絵本では、赤、黄、緑、黒のバスですが、ピンクのバスだったら?とか虹色のバスだったら?なんて聞きながら、お子さんの想像を膨らませるのも楽しそうですね。

 これが大人になると、「黄金色のバスがやってきました。中から金貨がザークザク」、「わぁ!銭や銭や!」と下賤になってしまいそうで残念です。

かすってる2016年06月13日 22:59

連日、マスゾエくんの権力の椅子にしがみつく厚顔無恥と、どうでも良い選挙の都合を優先して追及が茶番の与党の姿を見せられて、ゲンナリの東京都民です。国政ばかりか地方政治の劣化も目を覆う惨状だったんですね。

話は全然変わりますが、いつだったかクロ現かなにかで、妻から虐待を受ける夫が増えていると言う話を見ました。

奥さんが荒れて夫に暴力(言葉の暴力も含めて)を振るう理由として、家事のほとんどを妻におしつけている、妻のはなしを聞いていない、妻から注意されたことをなんども繰り返す、などが挙げられていました。

ぞぞ。それって、私に全部当てはまる。
最近、勤めに使う時間が長くなって、帰宅すると疲れてて、掃除や買い物や料理をぜんぜんやってません。
Ushiさんのは上の空です。
家の中のルールとして注意されても、すぐ忘れて同じ違反を繰り返してます。

DVを受ける条件が全部揃ってるじゃないですか。
いまのところ無事でいられるのは、たまたまUshiさんが我慢強いからか?

仕事で疲れているのはUshiさんも同じ。彼女が切れる前にちゃんとしなきゃ。
世の中のダメお父さん、いつまでもダメでも許してもらえると勘違いしない方が良さそうですよ。