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7/1 あぷりこっとつりーこぼれ話2016年07月02日 22:36

知ってましたか?今年ももう半分終わっちゃったんですよ。
早いですねー。年々1年が早く過ぎ去るようになってる気がします。

【インバウンドさま】
朝からの蒸し暑さが邪魔をしているのか、人の出足が遅かった今日の裏原宿。昼過ぎにやっと今日初めてのお客様が来てくれました。
欧米系の女性お一人様。入ってきて直ぐに、歓迎でワンワン鳴く看板犬の元に。「あら可愛い子。私もパピヨン飼ってるの! この子は。。。男の子?何歳?」
パピヨンつながりですっかり盛り上がってくれたのは、香港から旅行に来ているアメリカ人の方でした。
ひとしきりワンコと遊ぶと、店の中を見て回って、イラストレーターの皆さんが描いてくれた看板犬の絵を見つけて、写真パシャパシャ。
そして香港でギャラリーを開くお友達の赤ちゃんにあげたいからと、絵本を何冊もと雑貨も沢山買って下さいました。アーティストのお友達はお子さんもアーティストになって欲しくて、生まれて直ぐに絵本を沢山買い与えているそうです。
選んだ絵本の中に「うんこしりとり」もあったけど、大丈夫かな?
看板犬のお陰で円高逆風を跳ね飛ばすインバウンドと、very coolの褒め言葉ゲットでした。

【癒しのペロリ】
看板犬の小さい方。お客様が来るととにかくワンワンしつこく吠えて自分の存在をアピールします。そのしつこさに負けてお客様が手を出すと、その手をひたすらペロペロ舐めまくり。
そんなペロペロの今日の被害者は、ワンピースのよく似合う年頃のお嬢さん。実家でワンコを飼ってるそうで、つい惹かれて手を出したら最後、看板犬に執拗に舐めまくられました。でもそのお客様の実家のワンコもやっぱりワンワン、ペロペロだそうで、一時愛犬を思い出すお手伝いができたかもしれません。
良かったらまた寄ってくださいね。

【フライングか?】
あぷりこっとつりーとは斜め向かい側の位置関係にあるイベントスペースのVACANTさん。その前庭の大きな欅の木で今日はセミが鳴いていました。
私的にはセミの初鳴きを聞いて梅雨明けを判断してきたので、エェ〜、もう?と言う衝撃。だって梅雨が開けちゃったら関東の水瓶大ピンチのままじゃないですか。夏に厳しい渇水が襲ってきます。
どうぞ今日セミは変わり者でフライングでありますように。

絵本紹介(281) たんぼレストラン2016年07月03日 17:17

題名   : たんぼレストラン
作    : はやしますみ
発行所 : ひかりのくに

 今回ご紹介する絵本はとっても力強いタッチの絵で里山の生態系を思い出させてくれます。田んぼはお米の生産場であり小生物の生活場でもあり、人工と自然がバランスよくかかわる命のゆりかごなんですね。そんな田んぼの素敵な命の循環を思い出させてくれる一冊です。

 秋にお米の刈り入れが済んだ田んぼは、水が抜かれて、冬の間は誰もいないように見えます。

 でも田んぼの土の中にはミミズやカエル、オケラにヘビにモグラが、春はまだかと待っています。


 春先、トラクターが代搔きを始めると土の中で寝ていた生きものたちが驚いて飛び出してきます。
 すると待ち構えていたサギや猛禽やカラスや鳥たちがすかさず
 「いただきまーす」


 田んぼに水が張られると、冬を卵で過ごしたプランクトンたち、ミジンコ、ホウネンエビ、カブトエビの命が爆発、近くの池からゲンゴロウ、タガメ、みずすましがやってきます。カエルもさっそく卵を産んでオタマジャクシの誕生。あっという間に水中社会の出来上がりです。


 田植えが済んだ頃には用水路を伝って魚たちも田んぼにやってきます。ザリガニ、ドジョウ、メダカにナマズ。プランクトンやオタマジャクシを
 「いただきまーす。」


 ドジョウやザリガニやナマズ、カエルも安心してはいられません。
 田んぼにやって来る鳥たちや陸のハンターたちに見つかると、たちまち立場が逆転して食べられる身に。


 たんぼレストランではヒトの営みのすぐそばに、自然の命の連鎖があります。
 最近は農薬を使わない田んぼが増えたり、いなくなってしまったコウノトリやトキを復活させる取り組みがあったり、里山の大切さが見直されています。
 いつまでも健全なたんぼレストランが残って、小さな生き物たちもヒトと一緒に暮らしていける日本であって欲しいなぁ。

介護殺人2016年07月04日 23:46

昨日?Nスペで介護に行き詰まって身内を殺してしまう介護殺人を取り上げていました。

冒頭のナレーションによると、今日本では、一週間に1件の割合で介護殺人が起こっているとか。
確かに最近お年寄り夫婦で配偶者の介護に疲れたり、将来を悲観して、相手を殺してしまったり、無理心中を図ったりというニュースをよく聞くなぁとは思いますが、まさかそんなに頻発しているなんて。

番組では寝たきりの奥さんにせがまれて手にかけてしまった男性や、認知の母親の悲しい姿を見るに忍びなくて手を下して服役中の男性が取材されましたが、どちらもたった一人介護を引き受けて、自分の生活がなくなり、追い詰められた末という共通点がありました。

根底には、家族だから面倒見るのは当たり前と言うご本人の優しさや、身内がなんとかしなきゃと言う慣習が圧力になっている為なのかなと思います。

確かに家族を献身的に支えるのは美談ですが、万人に求めるべきではなく、自分の人生を犠牲にすることに躊躇や拒絶、逃亡が許されて良いはずです。思いつめて殺人者になってしまっては、誰もが不幸です。

では、身内に見捨てられた要介護者はどうしたら良いのか?
本当は身内がいなくても安心して老後を送れる社会保障があれば良いのですが、借金まみれのこの国に費用の捻出はままならないでしょう。解決策が見つからないとても難しい問題です。

だいぶ介護される側に近づいてきた身ですが、身内を煩わさずいつの間にか消滅したいですが、できるかな?

星にお願い2016年07月05日 20:17

信号待ちで立ち止まった商店街の横断歩道に、小さな七夕飾か立てられていました。

折り紙で作った短冊に、バタフライ50m39秒とか、怪我が早く治りますようにとか、医者になりたいとか、家族や地球がいんせきとかでやられませんようにとか、きっと子供達が書いたんだろうと想像できる願い事があって、ちょっと微笑ましくなりました。

その中で、ポケモン一人一人を愛せる人になりたい、と不思議なお願い。

ん?それってどんな人?
よくわからないながら、なんか思いやり溢れた立派な人のように思えてきたから不思議です。

さて、今年の七夕。自分はどんなことを星に願おうかな。

7/23 あぷりこっとつりーこぼれ話2016年07月23日 23:59

 スイス旅行 アイガーが真正面に見えるグンデルバルトのホテル前

【不気味。。。】
ポケモンGOというネットゲームが日本でも配信されましたね。(らしいですね。)  なんでも現実の世界にポケモンが現れるように見えて(見えるらしくて)、そのポケモンを捕まえて歩くのだとか。

 たしかに私も子供の頃カブトムシやクワガタ虫を探して雑木林を歩き回って、見つけて獲った時は天にも昇る気持ちだったので、ポケモン獲りもはまるんでしょうね。
 しかし虫取り網と籠ならわかるのですが、夜の公園で今まで見たことも無いくらい大勢の若者がたむろして、めいめいにスマホいじっていたり、暗がりでスマホをかざして立っていられると、かなり不気味です。

 まだ始まったばかりだからなのか、出会う若者たちはそんなに楽しくなさそう。とりあえずやってみてる的な。
 任天堂さんには悪いけど、早く熱が冷めていつもの静かな公園が戻ってくること期待しています。

【でかっ!】
 もうひとつ、あぷりこっとつりーと関係ないお話ですが、
 先々週、日曜の営業を終えての帰り道、TVで大活躍のマツコさんを原宿で目撃しました。
 裏原のどこかを訪ね終えたところらしく、数名の女性と別れの挨拶を交わしている所で、女性たちく比べて頭一つ抜き出てしかもガタイが良いので、50m手前から「あっ!マツコ」と見分けがつきました。
 いままでちゃんと出演番組見たことがないのですが、生まつこは売れっこを気取ったところがなくて庶民的な感じで、人気があるのもわかる気がしました。

【ありがとうございます】
 このブログで時々あぷりこっとつりーで仕入れた中から絵本を紹介していますが、今日はブログの記事を見て気になったからと言って、わざわざ来店して下さるお客様がいました。
 確か数回ご来店いただいている方ですが、まさか絵本紹介見て下さっていたとは!
 ここのところ勤めの方に気力と体力の8割くらいを持っていかれていて、絵本紹介のペースが落ち気味で気になっていました。
 ふざけた稚拙な紹介でもちゃんと読んで下さる方もいること忘れず、また頑張ります。 ありがとうございます。

【スイスに行ってきました。】
 先週は土曜、日曜お休みさせて頂いて、Ushiさんと二人スイスの山を訪ねるツアーで旅してきました。
 スイスで6泊の滞在でしたが、滞在中天候があまりよくなくて、時々雲のなかから現れる4000m級の山々や壮大な氷河を見て感動してきました。
 氷河は何万年(何十万年?)をかけて垂直に近く切り立った1000m超の深い谷を掘って、その谷の底のわずかな平らな土地に人が集落を作っている光景をあちこちで見ました。人工物と自然のあまりのスケールの違いは、笑うしかなく、自然への畏敬の念をますます強めました。  地元で食べたチーズフォンデュは、日本のスパーで手に入るお手軽フォンデュの元と大差なく、日本製フォンデュもバカにできません。  素晴らしい景色と美しい街並みのスイス、ちょっと(かなり)お勧めです。
 ツェルマットの宿から見えたマッターホルン

ツェルマットの街を朝夕通り抜けるヤギの一群

 セントバーナードもバーニーズマウンテンも、実物とほとんど会えませんでした。

 標高3454mのユングフラウヨッホ駅。富士山より高くまで鉄道が登っていました。

 ユングフラウヨッホ駅の上にある展望台から眺めた大氷河。写真ではスケール伝わりませんが、両側の山々は4000m級です。