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第一回アプリコットBOXライヴから2014年06月02日 23:32

 先週このブログでお知らせしていましたが、昨日6月1日(日)の14時から1時間くらい音楽と詩のライヴを行いました。

   初めてのイベントでどれくらいの人が興味を持ってくれるかわからず、企画して下さった詩人の野本さんとの連携をうまく取れなかったりしたので、スターと時刻が来ても会場はかなりゆとり状態です。

   そんな状況のなかで、手回しオルゴールと歌のユニット「かうは」さん(歌のかなねりさん、ギターと歌のうーたんさん、手回しオルゴールのはまじさんの3人組)のとても澄んだハーモニーとオルゴールの優しい音色でライヴが始まりました。


 大げさでなく、途端に私、鳥肌たちました。
 かなねりさん、うーたんさんの声がとても優しくて澄んでいて、素朴で、きれいで。。。 うまく言葉で表せない。
 きれいな声のツインボーカルを、はまじさんのオルゴールや鈴でまとめあげて、ユニットの完成度が素晴らしかった。

 先日ご紹介した絵本「くさをはむ」にメロディーをつけて披露して下さったり、うーたんさん、かなねりさんのオリジナル曲を披露して下さったり、聞き惚れて、つい胸が熱くなってウルルときてしまっている間にあっという間に30分が過ぎてしまいました。

 後半は詩人の野本さんによる自作の詩のライヴ。

 詩の朗読ライヴを聞いたことが無かった私は、声の抑揚大きく、身振り手振りの激しい、舞台演劇のようなものを想像していました。
 でも野本さんのスタイルは、むしろ抑えて抑えて。 静かに観客に語り掛けます。
 そして合間、合間に質疑応答。

 全然構えることなく、和気あいあいの雰囲気で詩を披露していきました。なるほど、こういうスタイルの詩の朗読も十分ありですね。

 初めてのライヴ、思っていた以上にパフォーマーと観客(少なかったけど)が一体になれて、ただの絵本屋の空間がいつもと全然違う雰囲気に変身して面白かったです。

 「かうは」の皆さん、野本さん、せっかく素敵な音楽と詩を披露して下さったのに、もっとたくさんのお客様に届けることが出来なくてゴメンナサイ。 でもまた今度も是非やりましょう。 ありがとうございました。