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絵本紹介(87) よいこはもうねるじかん2014年04月19日 18:07

題名   : よいこはもうねるじかん
文    : 高畠 じゅん子
絵    : 高畠 純
出版社 : BL出版

   最初にばらしちゃうと、小さな女の子が寝ているとつぎつぎにわたしも入れてといろんなものがやって来る、とてもシンプルなお話です。
 でも、やって来るものが実に奇想天外。高畠純さんのどこかとぼけてかわいい絵が奇想天外を盛り上げて、お子さんの大笑い間違いなしの絵本です。

 「おやすみなさい。」とたまちゃんがねていると、猫のミーヤがやってきて、「おふとん入れて。 寒くて寝られやしない。」


 たまちゃんはやさしく「こちらにどーぞ。」と入れてあげます。
 二人で寝るとあたたかいね。


 二人で仲良く寝ていると、なんとそこに「おふとんいれて」
 やってきたのはお人形です。
 お人形の言うことには、「みんな先に寝ちゃって、寂しくてねられやしない」
 それを聞いてたまちゃんは、「こちらにどーぞ。」


 たまちゃんとミーヤとお人形と、三人で仲良くねていると、そこに今度は。。。

 家の中のいろいろな寂しがり屋が、たまちゃんの布団めざしてやってきます。
 が、やってくるものが えーそんなものがぁ と驚かされるものばかり。
 でもたまちゃんは驚いても嫌がらないでみんなをふとんに入れてあげるんです。

 だって、寂しい時はお互いさま。みんなで寝ると暖かくて楽しくて、寂しくないですよね。

 ところで、物語は高畠じゅん子さん、絵は高畠純さん、とてもよく似た名前のお二人ですが、ご夫婦?と思いきや、偶然他人のそら似だそうです。ご参考まで。

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