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12/14-12/15 あぷりこっとつりー こぼれ話2013年12月15日 23:53

  (写真は「あぷりこっとつりー」出窓に飾った犬ぞりに乗ったサンタとロータリーキャンドルグラスホルダーです。
  グラスの中のキャンドルに火をともすと、プロペラと飾りが回されて、炎の明かりが飾りに反射してキラキラ輝きます。
  寒い冬の夜を照らすとてもロマンチックなキャンドルですよ。)

  寒気に包み込まれた昨日と今日。
  良いお天気にしては裏原宿の小さな絵本屋「あぷりこっとつりー」にご来店されたお客様の数が、小春日和が続いた先月に比べるとちょっとダウンでした。

 でもそんな中、昨日初めて来店されて、ありがたいことにうちの店をたーいへん気に入って下さったお客様が、今日はお友達やご家族を連れて、何度も遊びに来て下さいました。(確か2日で5回来て下さったような。。。)

 このお客様は私たちより少しお若いくらいとお見受けした女性の方で、店のすぐ近くのデザインフェスタギャラリー(DFG)でお嬢様が写真の個展を開かれていたご縁で、たまたまご来店下さいました。

 お子様が小さい頃、情緒豊かなヒトに育てたくて、毎晩絵本を5冊読み聞かせてあげていたというお母様だけあって、うちの店に置いてある絵本のほとんどをご存じで、「なつかしい。」「この空間はとても落ち着く。」「一日中ここで絵本を読んでいたい。」と何度も何度もおっしゃっていました。 
 ありがとうございます、いつでもお気軽にいらして下さい。

 今日3度目のご来店の時一緒にお連れ下さった高校生の娘さんと息子さん。どちらもとても礼儀正しくて明るくて、とても好感が持てるお子さんたちでした。お二人とも絵本の影響か、読書がとても好きで、とくに娘さんは速読の名手になられたそうです。
 お母様のこだわりと努力とがお子さんたちの素直さを育んだのですね。

 ご自宅にはうちの店以上の絵本の蔵書をお持ちということでしたので、「あの、うち買取もやらせていただきますが。。。」と商売っけ出してみたのですが、「とんでもない。どれも思い入れがあって手放す気はありません!」ときっぱり断られてしまいました。たいへん御見それいたしました。

 せっかく気に入っていただいたので、ゆっくりして頂こうとほんの粗茶をお出ししたら、今日4回目のご来店時に息子さんが漬けたというベッタラ漬けをお礼にといただいてしまいました。家に持ち帰って食べたら、さわやかな酸味と程よい甘さで、プロ並みのおいしさでした。漬物にも人柄出るのかしら。

 「粗茶で漬物を釣る」っていう格言、ありませんでしたっけ。
 楽しい出会いの二日間でした。

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