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そんなリベンジ2013年12月20日 23:56

  卒業するとある国家試験の受験資格を手に入れることができるコースに在学中の、大学4年の子供。せっかくの恵まれた立場にもピンと来ていない様子で、勉強よりも残された学生生活一瞬たりとも無駄にせずに謳歌しようと、バイトに遊びに追っ掛けに全力を尽くしています。

 ところが、大学としては将来の学生確保の為に高い国家試験合格率が切り札となるので、あの手この手で学生の学力を上げようとして、放っておいてくれません。
 夏休みには全員必修で試験対策過去問トレーニングをするわ、秋からはこれまた強制的に模擬試験を受けさせるわで、「予備校か?」と疑うほど学生たちを囲い込みにかかります。

 元々試験勉強嫌いの子供は、大学から干渉されてさらにやる気をなくして、いつもいやいや模試を受けては合格ラインにはるか及ばず低迷しています。
 で、先日とうとう大学から婉曲的ですが、国家試験受験の辞退勧告が学費負担者(大学は”保護者”と呼びますが、中学生じゃあるまいし、成人になった子供を”保護”してるつもりはさらさら無い。)の私宛に届いてしまいました。

 自分の人生の可能性を広げてくれるせっかくの国家資格に、ガキじみた態度で向き合わない子供はアホですが、己の都合で学生の権利を阻もうとする今どきの大学もどうしようもないアホ。そんな学校はさっさと淘汰されてしまえばいい。

 そう思って子供には、こんな勧告無視無視と話したら、子供としては頭に血を登らせて「あのハゲ(教授のことらしい) 倍がえしだ!」

 それから電光石火のごとく先に次回の模試を終えた他の大学の友人に渡りをつけて、回答を入手し、寝る間も惜しんで答えを覚えこみ、模試に臨みました。

 さっき「試験どうだった?」と聞いたら、「ヤッベー、みんな今回できなかったのに自分だけスゴイ点数。」と青くなってました。

 このアホ勝負、あんたの勝ち!