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えっ、学業成績?2013年12月18日 21:20

 世間のブームに遅れること数年、最近ようやくフェースブック(FB)デビューにこぎつけました。遅っ。
 
 と、言ってもまだおもしろさにピンと来ていなくて、友人たちが盛んにアップする「今」をのぞき見しているだけの段階です。
 
 中に写真が趣味で、新しい「作品」を次々アップしてくれる友人がいて、その腕前と言うか、感性と言うか、才能というか、ど素人の私にも伝わってくるものがあります。
 その友人にとってはFBは国境も昼夜も無いギャラリー、知人なら無料でいつでもどこからでも訪れることができる、究極の出入り自由なギャラリー、なんですね。
 なるほど、FBにはそんな使い方もあるんだ、と一つ納得して感心しているところです。

 それはさておいて、昨日アップされた写真がスゴイ友人の最新作品に、他の友人が「芸術家だね。」とコメントしたら(賛成1票!)、「でも図工の成績2だったよ。」というご当人のお応え。
 えっ、本当? きっと昔だって光る感性の片鱗はあっただろうに、受け持った教師は残念ながら気づかずに、自分の尺度だけに照らして「がんばろう」の成績つけちゃったのかな? それとも才能に嫉妬した?

 一事が万事「学校の通知表の成績なんかこんなもの」とは言いませんが、子供の頃はそんな主観的なデジタル化に一喜一憂させられていたのかと思うと、時間がもったいなかったなぁと今は思います。 
 つまらない教科書の丸暗記とか教師の顔色伺ってる時間があったら、特に思春期にはもっと本読んだり、映画見たり、ライブに行ったり、友人とふざけたり、旅をしたり、心を豊かにすることに使えたのにね。

 今朝のニュースでは、今年のリクルート、企業の学生評価の一つの方法として、大学での学業成績にこれまでより重きを置く会社が出てきたとトピックとして扱っていました。
 企業の人事担当曰く、『成績が悪いなりに完結していれば、嫌いな科目(=いやなこと)にどれだけ我慢して向き合ったか、成績表から読み取れる。』 そうで。入社後嫌なことがあっても、すぐにはやめない人材探しの手がかりにしようという狙いらしいです。

 あのぉ、 大学の成績票ほど世の中にいい加減なものは無い と個人的には思うんですが、気は確か?