http://apricot-tree.asablo.jp/blog/img/2013/06/17/29f71b.jpg
絵本紹介(63) まちがいペンギン ― 2014年01月22日 23:11
題名 : まちがいペンギン
文 : ジャン-リュック クードレイ
絵 : フィリップ クードレイ
訳 : 大沢類
出版社 : 河出書房新社
今回ご紹介するのはフランスのユーモア絵本。
世界中の国々で子どもにも大人にも大人気のペンギン。でもうっかりと「ペンギンって、こういうものさっ。」と固定観念で見ていませんか?
この絵本はそんなペンギンへの偏見(?)を徹底的に壊してくれる、挑戦的な絵本です。
絵本は基本的に見開きの左側ページで突っ込み、右側ページでボケる構成になっています。
そのボケが予想外のことばかりで、読み進むうちについつい「これはどうボケるんだろう?」と期待させられてしまいます。
例えば
ペンギンは 遠目で見れば みな同じ。
--- そうそう、どこにも特徴ないよね。
でも 近くで見れば それはまちがい。
--- えー、そうなの。今度良く見なきゃ。
寒さに耐えて 生き抜くものだ といわれている。
--- 南極って、-60℃位になるのに、すごいよね。
でも それは大ウソ。
--- ありゃりゃ。羽毛だと思ってたのは耐熱スーツだったの!?
寝ているより どうして立ってばかりいるのだろう?
--- 確かに。ごろ寝が一番なのにねぇ。
これが そのわけ
--- 参りました!
というように、なかなか切れ味の良いボケだと思いません?
こんなやりとりが続く目からうろこ絵本です。
頭が固くなった大人の方に特にお勧めですが、一部に科学と異なる不適切な表現が、ある、かもしれませんので気をつけて。
また、この絵本で得た知識で人気者になっても、当方一切責任を負いかねますのでご了承を。
文 : ジャン-リュック クードレイ
絵 : フィリップ クードレイ
訳 : 大沢類
出版社 : 河出書房新社
今回ご紹介するのはフランスのユーモア絵本。
世界中の国々で子どもにも大人にも大人気のペンギン。でもうっかりと「ペンギンって、こういうものさっ。」と固定観念で見ていませんか?
この絵本はそんなペンギンへの偏見(?)を徹底的に壊してくれる、挑戦的な絵本です。
絵本は基本的に見開きの左側ページで突っ込み、右側ページでボケる構成になっています。
そのボケが予想外のことばかりで、読み進むうちについつい「これはどうボケるんだろう?」と期待させられてしまいます。
例えば
ペンギンは 遠目で見れば みな同じ。
--- そうそう、どこにも特徴ないよね。
でも 近くで見れば それはまちがい。
--- えー、そうなの。今度良く見なきゃ。
寒さに耐えて 生き抜くものだ といわれている。
--- 南極って、-60℃位になるのに、すごいよね。
でも それは大ウソ。
--- ありゃりゃ。羽毛だと思ってたのは耐熱スーツだったの!?
寝ているより どうして立ってばかりいるのだろう?
--- 確かに。ごろ寝が一番なのにねぇ。
これが そのわけ
--- 参りました!
というように、なかなか切れ味の良いボケだと思いません?
こんなやりとりが続く目からうろこ絵本です。
頭が固くなった大人の方に特にお勧めですが、一部に科学と異なる不適切な表現が、ある、かもしれませんので気をつけて。
また、この絵本で得た知識で人気者になっても、当方一切責任を負いかねますのでご了承を。
最近のコメント