apricot-tree blog

　天気予報では桜の咲く頃の陽気になると言われていた今日。
　確かに寒くは無かったけど、そんなに春っぽかったかなぁ。
　やっぱり裏原宿の人出はいま一つだったように感じたのですが。。。

　そんな中、今日はとーっても元気をもらえるお客様が来てくださいました。
　小学校、中学校と地元原宿で同級生だったＡックンが、なんとファミリーで来店してくれたんです。明るい奥様とかわいらしいお子さん。中でも幼稚園の年中さんのお嬢さんは、元気がはじけてまぶしい位でした。

　来店されてすぐに看板犬が気に入ってしまったお嬢さん、カウンターの中側まで遊びに来てくれて、看板犬をなでなで。
　慣れてきたら看板犬に、「椅子の上に座って！」「はい、降りて！」「もう一度椅子の上に座って！」「また降りて！」とコマンドを繰り返してキャッキャ。
　もっと慣れてきたら、前足つかんで握手、しっぽつかんで待ってー。

　本当に犬が大好きになっちゃったみたいです。

　年長さんのお兄ちゃんはちょっと恥ずかしがり屋だったかな？でも妹が喜んでいる様子をとーってもうれしそうに見ていましたね。優しい子。

　そして何よりも感心させられたのは、お子さんに絵本を選んで読み聞かせてあげるＡックンの姿。
　選んであげた本も昨年のMoe大賞の楽しい本だし、その読み聞かせのうまさには舌を巻きました。お子さんの目が輝いて、楽しくてうれしくてしょうがないっていう表情で、ほーんとすてきなお父さんでした。

　Aックンと言えば、中学時代の下校中、よく仲良しのM-サンからかって逃げて、捕まって路上で四の字固めかけられても懲りずにまた繰り返すような、ヒールな役回りを演じる秀才だったけど、お父さんになるととても穏やかで優しさの固まりでした。

　これを機会にまた気軽にファミリーで遊びに来てもらえたらうれしいです。
　今度来店されたら、M-サンの代わりにそっとコブラツイストかけてみようかな。