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1/4あぷりこっとつりーこぼれ話 想定外のご来店2014年01月04日 17:15

 今日から裏原宿のちいさな絵本と雑貨の店「あぷりこっとつりー」は、2014年の営業を始めました。
 今年もお客様にほっとしていただける店造りを目指して参りますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
 

 お正月の三が日が終わったといっても、今日はまだユーターンラッシュがニュースの話題に上っているくらい。 きっとまだ裏原の人出は少ないだろうなぁ、お客様来てくださるかなぁと不安を抱えつつの開店でした。

 でも予想に反して、いつもはノーゲストの午前中から沢山のお客様がご来店。新しい年は日頃入らない新しい店を開拓してみたくなるのでしょうかね?
 しかも全く予想もしていなかったのですが、亡き父の友人で建築家のAKTさんが、わざわざ店を訪ねてきて下さるといううれしいサプライズがありました。

 御年83歳の大先輩AKTさん、私が幼いころから家族ぐるみで仲良くして頂き、Ushiさんとの祝言に際しては仲人をお願いした方です。
 いつも飄々として仕事も余暇も上手に楽しむ達人で、大人になったらあんな生き方をしたいなーとずっと憧れてきました。
 年賀状で店を始めたことをご報告したところ、さっそくURLをチェックして店の場所を調べて、公園通りにあるご自宅から、ご日課の代々木公園散歩の延長で、歩いて裏原宿まで来て下さいました。
 お年を召してもその行動力は全然衰え知らずで驚嘆致しました。
 やっぱカッコイイです。

 大変な恩人でありながら、一線を退かれた先輩の穏やかな生活のお邪魔になってはいけないと、最近はお目にかかることを控えていたのですが、期せずしてご来店頂き、久しぶりにお元気なお顔を拝見することができました。

 店を始めて良かったなぁと思うことの一つに、旧知の友人や知人と再会できるチャンスに恵まれることがあります。
 昨年は、日頃の音信が途絶えていた小学校、中学校の同級生たちが、他の同級生と連れだって遊びに来てくれました。年賀状だけの付き合いだったかつての職場の同僚も、噂を聞きつけてわざわざやってきてくれました。
 そして今日、憧れの大恩人まで。
 
 みなさん自宅を訪ねたり、わざわざどこかに呼び出したりは躊躇しても、店なら少し気軽に「近くまで来たから、ちょっと覗いてみようか。」と思って頂けるようです。
 普段遠く離れていても、何かの時に気にかけて頂ける幸せ、心から感謝です。

 それにしても、ブログを見て下さったAKTさんから、「ブログに載せている店の電話番号、違っていますよ。」と指摘されて、半年以上も電話番号記載間違えていたこと始めて気づきました。

 天命を知らなきゃいけない50代、健脚の大先輩の前にはまだまだはなたれ小僧の様です。