http://apricot-tree.asablo.jp/blog/img/2013/06/17/29f71b.jpg

20年ぶりの再会2014年04月07日 22:45

 絵本屋を始める時には気づいていなかったうれしい副産物に、しばらくご無沙汰してしまった旧友や知人がふらりと訪ねて来てくれるサプライズがあります。

 昨日はまさにそんなサプライズが待っていました。

 開店から間もく女性二人組のお客様をお迎えして、興奮する看板犬をなだめながら「いらっしゃいませ、こんにちはー。」とあいさつすると、マスクをした女性がニヤリとしながら近寄ってきました。

 きっと犬好きのお客様だろうなと油断した途端、「○○くん」と呼びかけられて、ドキッ。
 改めてマスクに隠されていない目をみると、あっ、知ってるこの眼差し!○○くんと呼ばれるということは年上か同い年で、えーっと、まだ寝ぼけた頭をフル回転させて記憶の画像認識。 そしてビンゴ。
 20年ぶりくらいに会う大学の同級生のS井さんではないですか。

 毎年年賀状でのやり取りはしていたけど、えっなんで、お住まい大阪でしょ?

 一緒に来た超美人さん(誰かに似てると思ったら、あまちゃんでユイちゃんやった橋本愛ちゃん)はなんと娘のTちゃん。すらっと長身で黒髪がきれいなモデルさんみたい。用事で上京されてたまたま宿泊先が近かったので、そういえばと娘さん誘ってわざわざ訪ねて下さったそうです。

 S井さんと私が過ごした大学の専門課程はちょっと特殊で、実験や野外実習で同級生と朝から深夜まで、時には泊り込みで一緒にいる時間が長くて密度が濃かったせいもあって、なんか生き別れた姉弟に会えたようで再会は嬉しさを通り越して一種の感動でした。
 会った途端にいろんな楽しい思い出やはずかしい記憶がよみがえってきました。記憶って、忘れたつもりでもきっかけがあれば蘇ってくるものですね。

 Tちゃんもとても明るくて楽しい子で、おかあさんとおとうさんの秘密をあれこれ暴露してくれて、しばらく大笑させられました。

 一昨日Ushiさんの部活仲間の集まりを見ていいなーとうらやましかったのですが、幼馴染や学生時代の友人と再会する機会を積極的に作って行くべきですね。気持ちが高揚して、しばらく元気で頑張れそうです。

 S井さん、Tちゃん、楽しかったぁ~、訪ねてくれてありがとう。