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4/12 あぷりこっとつりー こぼれ話2014年04月12日 23:35

 今日は不思議で素敵な日でした。

 まず、いつもは18時で閉めてしまう店ですが、夕方ご来店のUshiさんの幼馴染さんとの話が弾んで営業時間の延長。
 そろそろ店じまいと看板を片付けに玄関まで出たのが18:30頃。

 するとスゴイ望遠レンズのデジタル一眼を首から下げた外人さんが興味ありそうに店を覗いていました。
 観光客と思って「Haai!」と言ったら、
 「まだいいですか?」と完璧な日本語で返されて、
 「あっ、どっどうぞ。今日は大丈夫です。」と答えて、そのままさらに営業延長。

 この外人さん、しばらく絵本や雑貨をおもしろそうに見てくれたあとで、「いつから、やっているんですか?」と尋ねてくれました。
 その問いかけをきっかけにしばらく話したのですが、実はオランダ生まれで日本在住32年になるフォトジャーナリストのドゥイツさん。どおりで日本語完璧なはずです。
 原宿ではよく若者のストリートファッションを撮影して、ヨーロッパに配信しているのだそうです。その他にも、日本の古い写真を収集しているそうで、コレクションの一部をiPadで見せてくれました。そんじょそこらの日本人より古い日本を良く知って理解されていそうでした。
 原宿に興味を持っていて、いつか原宿が今の様にファッションの街に変貌していく歴史を調べて、本にしたいと夢を語ってくれました。

 このブログを見て下さっている原中同窓生の皆様、もしお手元に昔の原宿の風景が映った写真があって、ドゥイツさんの資料に提供してもいいよという方いらしたらご連絡頂ければ幸いです。

 ドゥイツさんが帰られて、さあ自分も帰ろうと入り口の戸締りにいったら、今度は「わぁー、面白そう!」「見てみたいねー」と話し合う若い女性3人組と遭遇。

 「あっ、良かったらどうぞ見て行って下さい。」と誘ったら、
 「えー、閉店時間1時間以上過ぎてるけどいいんですかぁー。」
 半ばやけくそで「も~全然OKです。」と、三度の営業延長。

 すると3人のお嬢さんたち、二人は保育士さんで大の絵本好き、残りお一人は大のワンコ好き。ご本人たちも言っていましたが、まるで運命的な出会いで、短い時間でしたがとても喜んで楽しんでいって下さいました。

 なんかサッカーで言ったらロスタイムに大量得点したような今日の営業。人生も営業もホイッスルが鳴り終わるまで何があるかわからないですね。
 だから生きているって面白い!(ちょっと大げさかな?)
 明日も楽しみです。