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小さくていとおしいもの。2013年06月24日 23:25

 昨日のことですが、いつもの犬の散歩コースにある公園(そう、あの山桃の公園)の小さな池で人だかりができていました。

 ラジオ体操を終えた年配の方々や、子連れのおとうさんが、携帯電話で何かを盛んに写メっています。
 近づいてよく見ると岸のすぐ近くの岩の上にカルガモの親子の姿が。ホワホワ羽毛のかわいらしい雛が8羽、団子のように寄り添っていました。

 この池にはよく、近くを流れる川からカモが飛んで来ますが、池での子育ては初めて見たような。日頃川でヒトが与えるパンとかくず野菜とかをもらっているからか、すぐ近くに人だかりがあるのに、全く逃げるそぶりを見せません。
 むしろカラスや猫の襲撃をヒトを使って防いでいるかの様でした。

 野生の動物って、したたかでたくましいですね。

 それにしても小さなひな鳥は掛け値なしにカワイイ。
 ひな鳥に限らず、小さくてはかない命には、どうして強く惹かれるのでしょうか?DNAに刻み込まれた本能なんですかね。

 遠い日、赤ん坊にミルクを飲ませた後に、縦だっこでさすってゲップを出させる時の、あの小さなひよひよ背中がたまらなくいとおしかったことを、思い出しました。親になって、一番幸せだった頃かもしれません。

 それから二十数年。うちのひな鳥、今晩は遊びに行ったまま、まだ帰ってきません。
 まー元気に育ってくれたから、それだけで十分なんですけどね。

 おっ、帰ってきたきた。

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