http://apricot-tree.asablo.jp/blog/img/2013/06/17/29f71b.jpg

時にノスタルジー2013年06月20日 19:56

 ご存じのように6月は多くの大企業が一斉に株主総会を開く時期であり、経営幹部の入れ替わりの時期でもあります。

 大昔所属した会社の同期で、数年前から役員入りリーチの大好きな友人の動向が気になって、スケベ心でメディアに公表された古巣の人事異動を覗いてみました。

 公表された幹部リストの中に、かつての同期や数年入社が前後する先輩・後輩の名前をたくさん発見。うん十年前には一緒にバカをやって遊んでいた人たちが、今は真面目な顔して大きな会社のかじ取りをしていると思うと、なんとも不思議な感銘を受け、急にその会社をより身近に感じてきました。

 若い時にもっと全体を俯瞰できていたら、今この人たちの仲間として楽しくやってる人生であったかもしれないなーと、一時ノスタルジーに浸りましたが、当時、もっと強い刺激を求めて新天地を探しに出かけて、楽しい旅をして、気楽な今につながります。だからノスタルジーは感じても悔いはありません。

 ともあれ、自分が我慢できなかった場所に踏みとどまって、これからはその場所の主役となっていくかつての友人・知人たちの努力と栄光に、素直に脱帽です。


 今、時は巡って自分の子供が勤め先を変わる変わらないで悩んでいます。
 先輩としてかけてやれるのは、自分にとって一番大切なものが何か見失わなければ、何をやってもきっと悔いは残らないよという一言です。

 先がわからないから、人生は面白いんですよね。 きっと。