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絵本紹介(284) Heidi 前半2016年07月31日 23:36

題名  : Heidi
文    : Johanna Spyri
絵    : Maja Dusikova
発行所 : NordSud Verlag

 今日ご紹介するのは先日旅行したスイスの書店で購入してきたHeidi(ハイジ)の英語版絵本です。元祖のHeidiは1880年頃の児童向け小説で、この絵本は原作を元に2009に作製されたようです。


 ある6月の晴れた日、マイエンフェルト村から続く山道を、ハイジは親代わりのデーテ叔母さんに手を引かれて登って行きました。叔母さんはフランクフルトで割の良い仕事を見つけたので、連れて行けないハイジをアルプスの山に暮らすお爺さんに預けに来たのです。


 二人に会ったお爺さんは不機嫌そうでしたが、叔母さんが帰った後でハイジに2頭のヤギを見せてくれたり、ヤギミルクをご馳走してくれました。

ハイジは屋根裏のあまい香りがする干し草の寝床から見える風景がとても気に入って、すぐにお爺さんの家が好きになりました。


 翌朝ハイジは大きな指笛の音で目を覚まします。ふもとからヤギを追って登って来たヤギ飼いのペーターとの出会いです。その日から夏の間ハイジは毎日ペーターについて高原の放牧地まで登っていって、そこできれいな高山植物の花を摘んだり、飛びまわったり、楽しい時間を過ごすようになりました。


 やがて雪深い冬になってペーターは山の上に昇って来なくなると、お爺さんがハイジをソリに乗せて山を下って、ペーターの小屋まで連れて行ってくれました。

小屋には目の見えないペーターのお婆さんが暮らしていて、ハイジの口からアルプスの山の様子を聞くことをとても楽しみにしていました。


 1年が過ぎた頃、デーテ叔母さんがアルプスの山にやってきました。フランクフルトのお金持ちゼーゼマン家に頼まれて、ハイジを連れに来たのです。ハイジのいない生活が考えられなくなっていたお爺さんは反対しましたが、いつでもアルプスに帰って来られるし、フランクフルトからペーターのお婆さんに柔らかいパンを届けてあげられると言う言葉にほだされて、ハイジは叔母さんと一緒にフランクフルトに向かいました。


 (途中で保存をしくじって、書いていた記事が吹っ飛びました。全文書き直しする気力が無いので、今日はここまで。 つづきは。。。明日、たぶん。)

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