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絵本紹介(69) 1つぶのおこめ ― 2014年02月13日 21:55
作 : デミ
訳 : さくまゆみこ
出版社 : 光村教育出版
今日の絵本は、意地悪な王様をひとりの少女が懲らしめてしまうという、庶民には胸がスカッとするお話です。
昔インドの国に身勝手でナルシストの王様がいました。
飢饉のときに皆が困らないようにという名目で農民からお米を取り上げておきながら、本当に飢饉が来ても貯めこんだお米をちっとも分けてくれません。
飢饉が続いて農民が飢えで苦しんでいる時に、王様は宴会をするため米蔵からゾウに積んだ米を宮殿に運ばせました。
ところが、ゾウの背中に乗せた米袋に穴が開いていて、お米がこぼれ落ちています。
一人の少女がこぼれたお米を前掛けに集めて、正直に宮殿に届けました。少女にはある作戦があったのです。
少女の行いに感心した王様は、少女になんでも好きな褒美をやると言います。
すると少女は、お米を1粒下さいと答えました。
ところが王様は少女の欲の無さを笑い、気前の良い男と思われたくて、もっと褒美をねだれと言います。
少女は王様がそこまで言うなら、30日の間、毎日前の日の倍の数だけお米を下さいとお願いします。
それを聞いた王様は浅はかな少女だと思いながら、願いをそっくり聞き届けることにしました。
最初の日、少女は1粒のお米をもらいました。
5日後に、少女は16粒のお米をもらいました。
10日目には512粒のお米を貰いました。
いったい30日目までに少女が貰ったお米の合計はいくつになったでしょう?
A:10万個 B:1000万個 C:10億個
答えはお店で!
このお話、インドの昔ばなしを題材にしているようですが、さすが算数の国インドの昔ばなし。計算に強くないと、「なんで?」ってなっちゃいますよね。
この絵本を読んだアメリカのマリス博士がDNA増幅のPCR法を発明して1993年にノーベル賞を貰ったというのは有名な話。。。と、いうのは、真っ赤なウソです、ゴメンナサイ。
訳 : さくまゆみこ
出版社 : 光村教育出版
今日の絵本は、意地悪な王様をひとりの少女が懲らしめてしまうという、庶民には胸がスカッとするお話です。
昔インドの国に身勝手でナルシストの王様がいました。
飢饉のときに皆が困らないようにという名目で農民からお米を取り上げておきながら、本当に飢饉が来ても貯めこんだお米をちっとも分けてくれません。
飢饉が続いて農民が飢えで苦しんでいる時に、王様は宴会をするため米蔵からゾウに積んだ米を宮殿に運ばせました。
ところが、ゾウの背中に乗せた米袋に穴が開いていて、お米がこぼれ落ちています。
一人の少女がこぼれたお米を前掛けに集めて、正直に宮殿に届けました。少女にはある作戦があったのです。
少女の行いに感心した王様は、少女になんでも好きな褒美をやると言います。
すると少女は、お米を1粒下さいと答えました。
ところが王様は少女の欲の無さを笑い、気前の良い男と思われたくて、もっと褒美をねだれと言います。
少女は王様がそこまで言うなら、30日の間、毎日前の日の倍の数だけお米を下さいとお願いします。
それを聞いた王様は浅はかな少女だと思いながら、願いをそっくり聞き届けることにしました。
最初の日、少女は1粒のお米をもらいました。
5日後に、少女は16粒のお米をもらいました。
10日目には512粒のお米を貰いました。
いったい30日目までに少女が貰ったお米の合計はいくつになったでしょう?
A:10万個 B:1000万個 C:10億個
答えはお店で!
このお話、インドの昔ばなしを題材にしているようですが、さすが算数の国インドの昔ばなし。計算に強くないと、「なんで?」ってなっちゃいますよね。
この絵本を読んだアメリカのマリス博士がDNA増幅のPCR法を発明して1993年にノーベル賞を貰ったというのは有名な話。。。と、いうのは、真っ赤なウソです、ゴメンナサイ。
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