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2/13 あぷりこっとつりーこぼれ話2016年02月13日 23:40

 最近ついつい真面目にサラリーマンをやってしまっていて、祝日や土日でも必要があると勤め先に出向いています。
 そのあおりでUshiさんに店番を頼むことが多いのですが。。。 なんかUshiさんが店番の時の方が売れ行きが良いような。

【イタリア雑貨】
 今日も3時頃までUshiさんに店番頼んでいたのですが、その間にご来店の女性のお客様に、何点か残っていたベネツィアとフェイレンツェで見つけて来た雑貨をお買い上げいただきました。

 これで昨年4月にイタリアに出かけて買ってきた小物は完売です。
 イタリアの製品はなんとなくセンスが良くて、きれいで、それでいてあんまり高くなくて、いいですねー。
 パリで見つけて来た雑貨も良いんだけれど、イタリア製に比べるとちょっと高い。

 小物が全部売れてしまってはしょうがない、またイタリアに飛ばなきゃ!(決して遊びに行くわけではありません。お客様に良いものをという使命感です。) という事で、早速Ushiさんがイタリア諸都市を巡るツアーの物色始めています。Ushiさんの場合、冗談の様で本気でやりますからねぇ。
 さて、どうなりますか。。。

【嗚呼!幼児教育】
 夕方いらした男性のお客様。しばらく絵本を見て回ってから、「3、4か月くらいの子供にお勧めの、英語の絵本ありますか?」とお尋ねに。
 内心、「えっ!3、4か月では日本語でも絵本読み聞かせまだはやいんじゃない?」と思いながらも、英語本コーナーから1歳くらいのお子さんが興味を持ちそうな絵本を探してあげたり、日本の絵本でも幼児向きの絵本を紹介したりしました。

 でもその男性、今一つ納得できない様子。

 なんでも、赤ちゃんにはらぺこあおむしのエリック・カールのBaby bear, baby bear, what do you see?を読んであげたら喜ぶのだそうです。
 ええー。赤ちゃんでも英語のリズムや繰り返しが心地よいの?

 そのお話を聞いて、赤ちゃん向きと思えずお勧めしなかったエリック・カールのBrawn bear, brawn bear, what do you see?をお見せすると、「おお、ちょうどいい!」と納得してお買い上げ下さいました。

 最初の読み聞かせが英語の絵本なんて、時代は変わりましたねぇ。

【暑い!】
 今日の日中、東京地方はすごく暖かでした。
 3時過ぎに職場から店に駆け付けたからか、ずうっと暑くて暑くて。
 
 夕方、店を閉めて帰る段になっても暑く感じて、セーターも脱いでシャツ1枚で家路を急ぎました。

 気温が20℃超えていたそうですから、シャツ1枚でもおかしくないはずなのに、街の人はみんないつもの冬の装い。私一人だけが暑い暑いと軽装で、なんだかとっても浮いて見えるんじゃないかと居心地が悪かったです。

 やっばりDBだから暑さに弱いんですかねぇ?
 えっ?DBとは? もちろんDB(デーブー)です。

絵本紹介(260) ぼくのシチュー、ままのシチュー2016年02月14日 22:37

題名    : ぼくのシチュー、ままのシチュー
作     : ほりかわ りまこ
発行所  : 復刊ドットコム

 今日のご紹介は絵本作家で評論家の広松由希子さんの選書で絶版から復刊した絵本です。子供目線のほんわかしたお話しがこころを温めてくれる一冊です。


 くまのおかあさんが男の子に留守番をたのんで買物に出かけました。


 寒い冬。暖かいお部屋の中でクマの男の子は画用紙にクレヨンで次々好きなものを描いて行きます。

 あまーい すっぱーい りんご


 こりこり かりかり おおきな にんじん<
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 カリフラワーにおサカナに自動車。
 みーんなハサミで刻んで おなべにいれて シチューを つくろう


 ぐるぐる まぜて よーくまぜて


 そこへクマのお母さんが買い物から帰ってきました。
 玄関の扉を開けたら、部屋には風が舞い込んで、男の子のシチューは飛んじゃいました。

   さてさて、男の子の晩御飯は。。。。

 一昔前に冬になると必ず流れていたハウスシチューの宣伝じゃないですが、寒ーい冬にあったかーい部屋でいただくシチューは最高ですね。食べたくなっちゃいました。
 そう言えば今年の冬はあんまりシチューのお世話になっていませんねぇ。明日はシチュー作っちゃいますか。

勘違い2016年02月16日 23:42

先の土日、ほんとに暖かかったですね〜。店に入ってくるお客様、みんな上着を小脇に抱えていました。

昨日と今日は打って変わって冷たい風が吹いて、また冬に逆戻りです。
でも、多分土日の暖かさにごまかされちゃったんだと思いますが、ワンコの散歩で寄った公園の池の端に、あらっヒキガエル。まだ早いよと声をかけながら近づいたら、おや2匹重なってる。お邪魔しましたー。
勘違いして土から出てきたおちょこちょいは1匹じゃなかったんだね。お似合いかも。
でもまだ水は冷たいから、折角卵産んでも育たないかもよ。もう一度暖かな寝床に戻ったら。

勘違いと言えば、昨日珍しく自宅のパソコンで真面目に調べ物していて、Windowsのアップデートしたら、そのあと全く電源が入らなくなりました。クソ、さてはアップデートで何か不都合があったなと、パソコンメーカーのサービスダイアルに連絡入れました。すると自動音声で、混んでて10分以上待たせると無機質な声で言うではないですか。
こんな時に電話に出ないなんてけしからん!とイライラしながら応答を待っていて、ふと気がつくと、コンセントが抜けてる。。。コンセントにつながずバッテリーで作業していたので、バッテリーが切れちゃったんだと気づきました。慌てて電話を切って、あー繋がらないでよかったぁ。全く勝手なものです。

絵本紹介(261) だれのものでもない岩鼻の灯台2016年02月18日 23:52

題名    : だれのものでもない岩鼻の灯台
文      : 山下 明生
絵      : 町田 尚子
発行所   : 絵本塾出版

 ちょっと変わった題名の、灯台が主人公の絵本です。灯台が主人公なんて、今までありましたでしょうか?ちょっと思い当たりませんが、老いの域に片足を突っ込んだ者としては、共感できるお話しでした。


 岩鼻(岬のさきっぽ)の灯台は、何年も何年も沖を通る船の安全な航海を守って来ましたが、ある日突然お役御免になりました。
 それまで灯台で暮らしていた灯台守りの家族が引っ越して行ってしまうと、灯台はひとりぼっち。


 「さみしい さみしい」 岩鼻の灯台はすすり泣きましたが、聞こえるのは波の音だけです。

 冬が過ぎて春になったころ、独りぼっちの灯台に久しぶりに声をかけた者がいます。

 「ちょっと おじゃましても いいですか?」


 声の主は近所ののら猫で、増えた家族と一緒に間借りをさせて欲しいと言います。

 「いいんじゃない。 もう ここは、 だれのものでも ないんだから。」  灯台ははやる気持ちを抑えて答えました。

 猫たちが二階に入居すると、その噂を聞きつけて、また間借りさせて欲しいという者がやってきました。今度はムササビの一家です。


 灯台はやっぱりうれしい気持ちを隠してそっけなく「いいんじゃない。 だれのものでもないんだから。」

 ムササビの後からも、イノシシ、カモメ、トビハゼの親戚のヨダレカケと無人になった灯台には次々と棲みかを求めて動物たちがやってきました。

 その度に灯台の答えはクールで、「いいんじゃない。 だれのものでもないんだから。」

 灯台はどんどん賑やかになっていきました。

 老いてお役御免になって、誰のものでもなくなって、独りぼっちになって、さぞ寂しかったことでしょう。なんか、何年か後の自分のことの様で、身につまされます。
 でも 「誰のものでもない=みんなのもの」 という事で、とても楽しい老後が送れていますね。
 「会社の一員でない=だれとでも気軽につきあえる」 世の定年間近のオヤジの皆さま、参考にして頑張りましょうね!(あっ、そんなオヤジがこのブログ見ている訳ありませんね。。。。)

やられました。2016年02月19日 22:43

最近ミョーに甘え癖がついてしまった、あぷりこっとつりーの看板犬の大きい方チョビ。

Ushiさんと私が岩合さんの世界猫歩きに見とれている空きに、食卓に上って長女の為に残してあった生揚げをバクバクやってくれました。

食卓にからの盗み食いなんて、1歳の頃に肉詰めピーマンをかすめて以来。

Ushiさんが怒った怒った。
即刻ハウス行きを命じられて、ワオワオ文句を言いながら入っていきました。

あーあ。長女は生揚げ好きだったのに、横取りされちゃいました。ざんねんでした。