http://apricot-tree.asablo.jp/blog/img/2013/06/17/29f71b.jpg

12/24 あぷりこっとつりーこぼれ話2016年12月24日 23:52

サンタさんがやって来るクリスマスイブです。

【あの頃】
自宅からあぷりこっとつりーに通う途中、良く名前を知られた私立高校があります。12月に入ってから、学校見学と思われる親子連れを良く見かけるようになりました。
そういえば今から10年前、高校受験を控えた次女と一緒に何校か見て回った日が蘇りました。当時、転校したばかりの学校で担任と衝突して不登校になっていた娘。お前は悪くない、あんな学校行くことないと励ましながら、受け入れてくれる高校あるかしらと不安でした。
結局、娘が自分で選んで決めた高校とはとても相性が良くて、楽しい高校生活を過ごし、大学もエンジョイして、ちゃんと会社勤めもしてくれています。
ちょっとつまづきかけたけど、次女と向き合う時間が作れて、かえって良かったのかもしれません。

【おめでとう】
今日は開店直後からリピーターになってくれているお嬢さんが、3ヶ月ぶりくらいに訪ねてくれました。
一時期、仕事がきつすぎて心身ともに体調を崩し、仕事を辞めて静養していた彼女。ようやく体調が戻り、実家を出てパートナーと暮らし始めたと報告してくれました。取り返しがつかなくなる前に止めることができて良かったね。
友達から勧められて探していた「白いソニア」、運良くあったのでお祝いの気持ちで差し上げたら、とても喜んでもらえました。
今度はもっと元気になってまたきてくださいね。

【まさか。。。】
すっかり暮れてしまった店からの帰り道、人通りの途絶えた通りのコンビニ前に山積みにされたクリスマスケーキ。その側でサンタの格好をした女の子が声を張り上げ、一生懸命客を呼んでいました。
この時間でこの人通り。ケーキ残っちゃうね。まさか、キミ、引き取らされたりしないよね。
助けてあげたいけど、我が家は長女が買ってきてくれることになってるんだ。それでもキミのケーキ買ったら、今度はおじさんがもっと辛い立場に追い込まれちゃう。
と、いうわけで、ごめんなさい。1個でも売れるよう、祈ってます。

絵本紹介(294) ちいさな天使と兵隊さん2016年12月25日 23:40

題名  : ちいさな天使と兵隊さん
作    : ピーター コリントン
発行所 : すえもりブックス

 今回ご紹介の絵本は字の無い絵本です。でも絵を見れば何が起きてどうなっているのか、世界中誰でも理解できます。文字が無いので、自分で自由に物語を創作できるし、読み聞かせの旅にお話をマイナーチェンジしたら、きっと子供には大うけでしょうね。


 ベッドでしっかり寝入った小さな女の子。その枕元には、たぶんお気に入りの天使と兵隊の人形が置かれています。

 そんな女の子のそばで、悪い海賊が貯金箱から銀貨を盗んで立ち去ろうとします。


 「おい!待て!」兵隊が海賊から銀貨を取り戻そうと、刀を抜いて立ちはだかります。


 「なんか用かい?にいちゃん。」銃を構えた海賊に、兵隊はあっさり捕まってしまいました。(弱すぎ!)


 なかなか帰ってこない兵隊を、天使が探しに来ました。空になった貯金箱と傍に落ちていた兵隊の刀。天使は何が起きたのかすぐに察して、兵隊を助けるために家の中を探し回りました。(ほっとけ、ほっとけ。)


 ところが、動き回る天使を獲物と勘違いした猫に追いかけられる羽目に。さんざ追いかけられて間一髪逃れたチェストの上で、天使は海賊船を見つけました。きっと兵隊はこの中です。(って、うまくゆきすぎでないですか?)


 そうっと海賊船に忍び込むと、海賊たちは高いびき。兵隊の縄を解いて、盗まれた銀貨を取り戻して、海賊たちを起こさないように天使と兵隊は、女の子のベッドを目指します。(ふつう、誰かおきるでしょ!)




 兵隊と天使は、女の子の知らないところで、危険をおかして女の子を守っている! いい話です。 でもいつもいつもいい話では飽きるので、銀貨はもともと海賊船から女の子が奪ったものだったとかお話を変えてみると面白いかもしれませんね。

年の瀬2016年12月28日 22:48

2016年もいよいよ年の瀬が迫ってきました。
街行く人たちもなんとなく慌ただしく、商店街は正月用品の売り込みに一生懸命です。

慌ただしいと言えば、先日訪れたパリの街。人、車の混み具合は東京を超えていて、道行く人の歩速は相当なものでした。

日中道路はいつでも渋滞で、脇道からの合流は強引に無理やりねじ込んで、その強引な車のおかげで直進路が塞がれてまた渋滞がひどくなってと悪循環でした。

歩行者用の信号は、まともに守る人はほとんど皆無。ちょっと車が途切れたら途中までわたっておいたり、渋滞してたら間をすり抜けてわたったり、日本はせっかちと言われますが、日本人の方がはるかに行儀よくルールを守っている印象でした。

最近よく見かける歩きスマホ。パリの雑踏では見かけませんでした。多分歩行者が流れる速度がとても歩きスマホができるスピードではないし、スマホに気を取られてスキありとみたら、スリや強盗の餌食なんでしょうね。

地下鉄の乗り換え通路で、人の流れのあまりの速さに着いて行けず、つまずいて倒れてしまったUshiさん。あっという間に4〜5人が取り囲み、助けて起こすやら怪我はないか尋ねたり。夫である私はすぐそばで茫然と見守るだけ。パリは人助けも瞬間技でした。