apricot-tree blog

　購入してから10年くらいになる我が家の茶の間のＴＶ。
　
　どうもはずれ品だったみたいで、5年くらい前からリモコンでスイッチのON、OFFが効かなかったり、時々映像が乱れてフリーズしたりしてきました。

　ここ一月ほどフリーズの頻度が高まって、5分に1回くらい突然画面と音声が停止して、しばらくしてまた動き出すという末期的症状になってきました。

　家族誰もが、これはそろそろ限界だなと思いつつ、「買い替えたら」と牽制し合うだけ。もはや茶の間のTVはあっても無くてもどちらでもよい存在に地位低下しています。

　そして今朝。
　ニュース番組であのお坊ちゃま宰相の極めてわずかな国連オーディエンスを前にした薄っぺらな演説の映像を流している最中に、やぁーめたとばかり静止画になって、二度と戻りませんでした。瀕死のTVにとっても、あの白々しいパフォーマンスは命取りだったのか。。。

　しかたない、茶の間TVに一番お世話になっている私が新品を購入するしかないかとネットで価格に当たりをつけたら、ビックリ。
　我が家のTV程度の大きさ（確か27インチ）は、5万円を下回って今や見つけるのも難しくらい値崩れしているんですねぇ。　昔１インチ１万円とか言われていたのがどうしたことか。液晶TVに社運を賭けたシャープの衰退も無理はないです。

　変な話ですが、想像以上の安さに当てられて、なんだか購入意欲が萎えてしまいました。落ち着いて考えたら、どうしても欲しいものでもないし。
　
　さて、どうしたものか。