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絵本紹介(229) おちばいちば2015年09月20日 23:59

題名   : おちばいちば
作     : 西原みのり
発行所  : ブロンズ新社

 今日ご紹介する絵本、もしかすると二度目かもしれません。
 とても可愛らしいお話しと絵なので、ご紹介しようと準備したところまでは記憶しているのですが、ブログにしたような気がしません。二度目だったらごめんなさい。


   ちいさなさっちゃんという女の子は、幼稚園でドングリのお馬さんを作ってきました。
 とっても良くできたので縁側で眺めていると、飛んできたてんとう虫がお馬さんにまたがって、パカパカと歩き出しました。

 「おーい まって!」 さっちゃんが追いかけても、お馬さんはパカパカすたこらさ。

 すると急に突風が吹いて目の前が見えなくなって、次に気が付いたらさっちゃんはてんとう虫と一緒におうまさんに乗っていました。


 「さぁ でかけよう!しっかりつかまって」とてんとう虫が言うと、お馬さんは空をぴゅーっとひとっとび。ついたところは落ち葉市場でした。

 この市場のお金はドングリのぼうし。小さい帽子が5グリ。中くらいが10グリ。おおきな樫の実の帽子が100グリです。


 さっちゃんはさっそくトカゲのごちそうやさんでお団子を買って、モグラの万屋さんでお母さんへのお土産に木の実のお玉を買いました。


 オシャレな蛾、マダム・ガガのブティックでは葉脈を残してイモムシが食べた虫食いレースのスカートを見つけて、さっちゃんはうっとり。
 他にも市場ではすてきな物がたくさん見つかりました。

 それからてんとう虫は、さっちゃんを今度は落ち葉の魚市場に連れて行ってくれました。
 すごくたくさんの落ち葉の魚にさっちゃんはビックリしてよーく見ていると。。。 どーん!! とつぜん乱暴な足が魚市場を踏みつけました。


 さぁて、一体なにが起きたのでしょう。。。

 落ち葉、木の実、虫、動物たちがとても可愛らしく、意表をつく姿で登場して、西原さんの豊かな発想力に驚いてしまいます。マダム・ガガを代表するネーミングもツボにはまってます。
 色もとてもきれいで、細部まで見たくて何度も見返してしまいました。
 子供はきっとこういうお話大好きなのでしょうが、大人も子供の頃のおままごとやごっこ遊びを思い出が湧いてきて、懐かしくなる絵本だと思います。