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ドイツクリスマス市に来ています。2014年12月10日 05:12

12/8月曜日に東京を発って、昨日からドイツの北東部の街、ドレスデンに来ています。
ドレスデンはかつてザクセン王国の都だった街で、第二次世界大戦で激しい爆撃を受けながら、歴史的な建物を修復して、観光地として蘇った都市です。
ドイツクリスマス市発祥の地の一つで、毎年この時期、ドイツ国内だけでなく、海外からも我々みたいな観光客が押し寄せてきます。さいきん?日本でもクリスマス時期に見かけるお菓子、シュトレーエンの故郷でもあります。

ドイツクリスマス市観光は、今年で3回目。ドレスデンは2度目の訪問です。前回はガイドさん付きのツアーに参加していたので、ドレスデンにちょろっと滞在して、すぐバスで次の目的地に移動する、とても慌ただしい旅でした。今回はUshiさんと二人、のんびり気ままです。

ドイツのなかでも北にあるドレスデンは、日の出があさ8時ごろ、3時にはもう夕暮れです。今日の最高気温は2度だそうで、外を歩いていると、体が芯から冷えて来ました。

クリスマス市が始まるまでは、前回時間がなくて近づけなかった新市街の街歩きをしてみました。人口が少なくて、20年前まで東ドイツだったドレスデンに、ハイセンスなお店はあまり期待していなかったのですが、結構個性的なショップに行き当たり、驚かされました。

クリスマス市は、平日の昼間なのに結構な人出で、聞こえてくる言葉はドイツ語ばかり。どうやら地元の方々のようですが、仕事お休みなのかな?みなさんグリューヴァインという、温めた赤ワインに、砂糖とシナモンを加えたお酒で一杯やりながら、楽しそうにおしゃべりしています。私はお酒が飲めないので、グリューヴァインを楽しめなくて残念でした。

前回とちがって、今回はエルツ産地の工芸品の、木製の煙だし人形やオーナメントを扱う店がたーくさん出ていました。伝統的な人形に混じって、新しいデザインの人形もみかけたのですが、今、ユーロが高くて、買って帰って店に並べるには高すぎる、と、あきらめざるをえませんでした。

明日はエルツ山地のなかの、おもちゃの村としてゆうめいなザイフェンを訪ねる予定ですので、少しは安く入手出来ないか、期待しています。