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快腸?2014年11月26日 23:37

 少し前ですが、週1回1時間だけ英語の雑談に付き合って貰っているカナダ人のイアンさんから、また大きなカリンを2個貰ってしまいました。今年はこれで5個目。

 前回、カリン酒とカリンの砂糖煮を作ったので、今回ははちみつ漬けとカリンジャムを作ってみることにしました。

 はちみつ漬けはカリンを細かく切って、種も一緒にハチミツにつけ込むだけ。しかし大きな実1個分をつけ込むには、ハチミツが1kg位必要で、結構な投資になってしまいました。

でも、お湯に溶かして飲めば、咳には格段の効き目を発揮するようですので、楽しみです。(咳、あまりしないけど。。。)
   そしてもう一つでカリンジャムを。前回はカリンをイチョウに切って水と砂糖とぐつぐつ2時間くらい煮て、福神漬けカラーのおいしい砂糖煮が出来ました。ヨーグルトに加えて食べると、それなりにイケます。

   で、今度は、もっと柔らかく、リンゴジャムみたいなのを作りたくて、まずカリンの実を水と一緒にミキサーに入れて、粉砕しました。

 すると、すりおろしりんごみたいなペーストが出来て、火にかければ赤い柔らかいジャムになることが期待されました。

 ところが、砂糖を加えて1時間半煮つめたのに、色はオレンジ止まり、でペーストはじゃらじゃらして、木くずの舌触りです。さらに30分煮てみましたが、事態は好転せず、目の前に固くて酸っぱくてちょっと渋い、粥みたいなものが大量に出来上がってしまいました。


 かなり多量の砂糖をつぎ込んだので、捨てる訳にもいかず、仕方がないのでやはりヨーグルトに入れて、毎朝せっせと食べてます。
 ヨーグルトと一緒でも口の中にじゃりじゃり繊維は残りますが、渋さと酸っぱさがだいぶごまかされます。

 そして、このカリンじゃりじゃり粥を仕方なく食べ始めてから、もしかすると快腸かもしれません。
 Ushiさんに言わせると、「それだけ繊維を取ったら、普通お通じよくなるでしょ」。でもピンクの小粒スルーラックすら効いた試しがない頑固なお腹なので、カリン効果すごい!  かな?。

 さて、イアンさん。こころは既に来年のカリンの収穫に向いているようで、学校近くの工場の敷地に植わったカリンをどうにかして採らせてもらおうと、あれこれ作戦を立てているようです。