apricot-tree blog

　昨日は、天気予報では東京地方、午後に前線が通過して、一時強い雨と風の恐れとの予報でした。

　天気予報が影響したのか、どんよりした天気と生温かな風が出歩く気分をなえさせたのか、いつもは人でごった返す原宿通りに元気がありませんでした。
　原宿通りに元気がないと、「あぷりこっとつりー」を訪れて下さるお客様もめっきり減ってしまって、そんな日はUshiさんと私と看板犬２匹で、順番にあくびリレーをしているのがいつものことなのですが。。。。
　昨日は違いました。

　わたし：「今日こそやる？」
　Ushi　：　「今日でしょ！」
看板犬：　「シッポ　フーリフリ」　（これはウソ）　

　先週あたりから庭に立つ柿の木の柿もぎのタイミングを計っていて、今日やるしかないと二人意見が一致しました。

　Ushiさんが「あぷりこっとつりー」の窓から手を伸ばして柿の枝を近くに引き寄せて、私が柄のついたのこぎりで細い枝をギコギコ。枝が切れないところは、隣のFREAK'S STOREさんとの境の塀によじ登って、ハサミでパチパチ。とても大きな柿の実がゴロゴロ収穫できました。


　きっと渋柿だろうからと、初めから干し柿にするつもりで収穫して、皮をむき始めたら、けっこう実に星が入ってます。
　試しにちょっと切って食べてみたら、シブクナーイ。
　甘柿だった様です。

　で、調子に乗って赤みの濃い実をむいてガブっとやったら、今度はうわぁシブイー!!!
　なんなんでしょうね、実によって甘いのと渋いのと混在みたいです。

　 　やっぱり計画通り、干し柿にすることにして、Ushiさんと二人で皮をむくこと50個超。


　途中でご来店のお客様、お構いもろくにしないでゴメンナサイ。
　きっと流しに向かってモクモクと柿をむく絵本屋のオヤジとオカミの背中に、殺気を感じられたことでしょうね。

　皮をむいた柿をヒモで結んでつなげて、サンルームの梁にずらっとぶら下げたら、これまたお客様に「えっ干し柿ですか。」と不思議がられて引かれてしまいました。


　裏原宿でひっそりと吊るされた柿の実。ちょっとだけ郷愁誘いません？
　 　えっ、「あぷりこっとつりー」なのになんで杏じゃなくて柿かって？そこ触れちゃダメ！