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Look West2016年01月06日 22:46

 昨日のことですが、NHKで漫才コンビの爆笑問題が1泊3日でシンガポールに弾丸取材に行く番組が放送されました。(ご覧になった方もいるのでは?)

 漫才コンビを使っていますが、中味は極めて真面目で、経済発展著しいシンガポールの現在をわかりやすく伝えてくれて、勉強になりました。

 その中で「そうか!」と強く印象付けられたこと。
 それは多民族多宗教国家のシンガポールなのに、文化も風習も違う人たちが違和感なく仲良く暮らしている(と見えた)事実。 宗教同志がいがみ合っていない(と番組では解説された)事実。

 前々からヨーロッパなどで発生している移民排斥問題やテロリストの温床問題の根っこには、きっと一部の既得権所持者への富の偏り、未来に希望の持てない貧困層の拡大があるのだろうと想像していましたが、具体的な確信はありませんでした。

 でもシンガポールの状況を見て、その想像はやっぱりかなり正しいと思えました。

 シンガポールでなぜ民族対立が起こらないか。
 それは元々シンガポール人がマレー系、インド系、中華系などの集合体で一様ではなかったこと(フランス人とかドイツ人とか日本人とかみたいな画一性がなかった)、現在の経済発展の恩恵が広く国民にいきわたっていることが大きな理由なのだと思います。
 
 つまり、「ここは元々俺様達の場所だ、よそ者はでかい顔するな」という理不尽な圧力や搾取が無い。皆明日はもっと良くなると希望を持てている。
 平等にチャンスがあって、夢を持てれば、テロに走る人はいないという事ではないでしょうか?

 かつてシンガポールの隣国マレーシアは、Look East と言う政策で日本を手本にした時代があったと思うのですが、これから人口が減り労働力が減るといわれる日本は、逆に資源小国でも成功したシンガポールの政策の良いところを研究してみるLook Westで、いろいろな問題の解決アイデアを探ってみるのも悪くないのではないでしょうか。(頭の良い人がとっくにやっているのかもしれませんが。。。)

 また一つ行ってみたい場所が増えてしまいました。
 (遊びに行くための言い訳、ではないです。。。たぶん)