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働いている場合じゃないかも2015年11月24日 23:45

 近頃いくつもの用事を同時に片付けることが苦手になってきました。

 例えば隣の部屋に”あれ”を取りに行くついでに”なに”も取ってこよう!と思っていくのに、”あれ”を持ったらもうもう”なに”の事は忘れてしまって、もう一度”なに”を取に行くとか、朝慌てていると財布、鍵、携帯三種の神器のどれかを忘れて飛び出して、取りに戻る羽目になるとか、間抜けが増えて来ました。

 例えば両手でワンコ2匹のリードを持って、おしっこを流す水と糞取バッグも持っているとき、リードを持ち替えようとするといろいろな持ち手が絡まって訳がわからなくなって、水を取り落としたり、リードを取り落としたり、ワンコの足を踏んづけたり。。。

 元々、右手で三角を描きながら左手は四角を描くとかを器用にこなせないたちだったので、間抜けな行為が近頃なのか元からなのかも怪しいところですが、それにしても程度がひどくなったような気がします。
 これが脳の老化や認知障害の兆候だとしたら、今のうちに何とかしなければ!

 以前は認知症は進行を遅くすることはできても、元には戻らないと言われてきました。でも最近は認知症手前の軽度認知障害(MCI)の段階ならば症状を改善させることができるとわかってきたらしいです。
 つまり、認知症も早期発見早期治療。

 MCIの治療をしては、心拍数が上がるちょっときつめの運動を、1日1時間、週2~3回行うと効果があるとか。しかも運動の最中に暗算をしたり難しいことを考えたり、頭も一緒に使うことが有効なのだとか。

 でもちょっときつめの運動1時間って、なかなかハードル高いと思いませんか?本気にならないと時間が作れないし、持続できない。
 将来認知症になりたくなかったら、中年以降はあまり仕事仕事で根を詰めないで、体と頭を鍛えなおすつもりで週2日くらい体育の日を設けろという事らしいです。

 怠け者としては仕事をしない口実が出来てありがたいのですが、運動も怠け者には不似合。
 あーぁ、楽してボケずに済む決め手は無いものですかね。