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駆け込み女駆け出し男 見て来ました。2015年06月03日 23:59

 一昨日の映画割引デーのことですが、表題の映画も見て来ました。
 大泉洋が主演だし、ヒットしているという噂を聞いて、ミーハー的に興味を持ちました。

 この映画封切から結構時間が経っていると思いますが、平日の昼間にしては客席の8割くらいが埋まる盛況で、ちょっと期待。

 映画の舞台は鎌倉の東慶寺という尼寺で、女からの離縁が許されなかった昔、男の理不尽に耐えかねた女たちが逃げ込んだ別名縁切り寺としても有名です。
 なんて偉そうに語っていますが、実は縁切り寺と聞いても、昔バンバンというフォークデュオの曲にそんなタイトルの歌があったなぁくらいの知識なんです。

 あらすじは徳川12代将軍の時代、東慶寺の御用宿主人の甥、見習い医師で戯作本作家を目指す男が、東慶寺に駆け込んだ女たちの事情に関わりを持って、女たちの再生を助けていく物語です。
 大泉洋は主人公の見習い医師役で、いつもの軽い人物ですが人情に厚く、見習いなのになぜか名医で、東慶寺内で起きる医療的問題を見事つぎつぎ解決していきます。しかも人間的にとてもいいやつに描かれていて、だったら大泉洋でない違う俳優でよかったんじゃない?と内心突っ込みつつ見ていました。やっぱり大泉洋を使うなら、ちょっとは毒を入れなきゃ。

 駆け込む女たちの事情は、不治の病の最後を夫には見せたくない女、外に女を作って家業を顧みない夫から逃れた女、暴力的に支配された男への恨みを仇討として晴らしたい女などです。

 全体的に深刻さは抑えた造りの映画で、娯楽映画としては楽しめたと思います。結末もハッピーエンドでしたし。
 もし東慶寺というさまざまな人間模様の交差点的な話を期待して見に行くと、ちょっと拍子抜けでがっかりかもしれません。

 面白い映画ではありましたが、たぶん記憶には残らない。
 出演俳優たちに特別の思い入れが無いのであれば、映画館でなくてもDVDやTV放送を待ってもよいかなと感じました。
 (あくまで個人的な感想です。感じ方には個人差があります。)