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絵本紹介(159) ちびくろ・さんぼ22015年01月08日 23:40

題名    : ちびくろ・さんぼ2
文     : ヘレン バンナーマン
絵     : 岡部 冬彦
訳     : 光吉 夏弥
発行所  : 瑞雲舎

 今日は私にとって懐かしすぎて涙がでちゃうくらい久しぶりに再会した絵本のご紹介です。
 娘たちが絵本適齢期の頃、ちっとも見かけなくなって、人種差別的だと問題になって出版されなくなったと聞いたことがあります。(まっくろな顔に、大きくて分厚い唇が、黒人を侮蔑したステレオタイプの描き方だと問題視されたようです。) そんないわくつきの絵本、復刻版です。

 あるところに、ちびくろ・さんぼという男の子がいました。
 ちびくろ・さんぼが、おとうさんからもらったカナヅチで遊んでいると、お母さんが「ちょっときてごらん!」と呼びました。

 お母さんのところに行ってみると、かごの中にかわいい赤ちゃんが二人寝ています。

 「これ、ぼくのおとうとなの?」
 「そうよ、おまえのおとうとさ」
 ちびくろ・さんぼは大喜びで、弟たちをちびくろ・うーふ、ちびくろ・むーふと名付けて、とてもかわいがりました。

 ちびくろ・うーふ と ちびくろ・むーふが2歳になったころ、ちびくろ・さんぼがジャングルに薪をとりに行っている間に、二匹の悪いサルがやってきて、ふたりを連れ去ってしまいました。


 ジャングルから帰って、弟たちがサルにさらわれたことを知ったちびくろ・さんぼは、お母さんと一緒にわるいサルが逃げた木を見つけようと、ヤシの木の林を探しましたが、なかなか見つかりません。

 すると、1本の木の上から、涙が地面にポタポタポタポタ降ってきます。
 この木の上にいるに違いないと、ちびくろ・さんぼは、ヤシの木にカナヅチで太い釘を打ち込んで、それを梯子にして高ーいてっぺんまで弟たちを探しに昇っていきましたが。。。。


 さぁ、ちびくろ・うーふ と ちびくろ・むーふは無事なのでしょうか?
 わるいサルたちにいじめられていないでしょうか?
 ちびくろ・さんぼは弟たちを、無事に連れて帰って来れるのでしょうか?
 (その前に、どうして赤ちゃんを見るなり”おとうと”とわかったのか、疑問を解かなければなりませんが。。。 50年悩んでます。)

   もう何十年も存在を忘れていた絵本なのに、再会した途端、50年前の3歳の自分が勝手にフラッシュ・バックしてきました。
 その時住んでいた家の間取り、周りにあった家具。この絵本がだいだいだいのお気に入りで、絵本がボロボロになっても繰り返し繰り返し見返して(まだ読めない時期でした)いた記憶が、急にポッと火を灯したようです。当時どれだけあのにくたらしいサルたちを懲らしめてやりたいと思ったかも。。。

 本当は、ちびくろ・さんぼ1の、あの有名なトラがバターになってしまうお話がさらにもっと好きなのですが、きっと近いうちにどこかで会えるでしょう!

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