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絵本紹介(141) パパのカノジョは2014年11月03日 03:00

題名   : パパのカノジョは
作     ; ジャニス レヴィ
絵     : クリス モンロー
訳     : もん
発行所  : 岩崎書店

 今日ご紹介の絵本は、アメリカの絵本で、父親の恋人を娘がコケおろす内容です。それなのにカラッとしていて面白い。仮に日本だったら、親の恋愛などあるはずがないことで、絵本の題材に取り上げることはなさそうですが、そこはアメリカですね。


  パパの新しいカノジョは、変わっていて、すごくカッコ悪い。

  チューバなんか吹くし、変な詩を読むし。
  クッキーは焼かないし、食べるのは野菜ばっか。

  スカートなのにスニーカーをはいて、野球帽を後ろ前にかぶったりしてる。


  こんなすっごくカッコ悪いカノジョなのに、いままでのカノジョたちより一番長続きしている。

  パパのカノジョはあたしの話をテレビを消して聞いてくれる。
  秘密は秘密にしておいてくれる。
  あたしの学校の発表会で、一番大きな拍手をしてくれる。

  かけっこのゴールで、いつまでも待っていてくれる。

  パパのカノジョはあれこれ命令しないし、くどくどお説教もしない。
  いつまでもいつまでも、怒っていたりしない。

  パパのカノジョの本当の名前はエリザベス。
  いまんとこ、ちょっといいセン行っているかもね。


なんかハリウッド映画に出てきそうな父親の恋人と娘の関係ですね。実の母と娘も、こんな間柄がうまくいく秘訣になるかもしれませんね。

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