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絵本紹介(123) おこだでませんように2014年08月31日 17:24

題名   : おこだでませんように
作    : くすのき しげのり
絵    : 石井 聖岳
発行所 : 小学館

 ぼくはいつも怒られる。
 家でも、学校でも怒られる。

 お母ちゃんが仕事で帰りが遅い時、妹と遊んでやる。
 でもそんな時に限って妹はわがままを言うので、僕が怒るとすぐに泣き出す。
そして、途中で休んで、お母ちゃんが帰ってきたらまた泣く。
 お母ちゃんは「妹を泣かした、宿題をやっていない」と言って、理由も聞かずに僕を怒る。
 でも、言い訳したらもっと怒られるから、横を向いて、何も言わずに怒られる。

 学校でもよく怒られる。

 休み時間に、サッカーの仲間に入れてくれなかった友達を蹴っ飛ばしたら、先生に僕だけが怒られた。暴力はいけないでしょって。
 最初に言葉の暴力使ったのは、友達なのに。
 でもぼくは、横を向いて、何も言わずに怒られる。

 本当は、ぼくは「いい子だね」って褒めて欲しいのに。

 七夕さまの短冊に、一生懸命考えて、小学校に入学してから憶えたひらがなで、お願いを書いた。
 ひらがな一つずつ、心を込めて書いた。

 
おこだでませんように。(怒られませんように。)

 切ないお話ですね。だいたい男の子にありがちで。
 学校って、一度乱暴者と思われると、何をやっても、あいつが悪いに決まっていると思われたりして、実に理不尽だったなぁと思い出します。
 このお話の主人公の名誉は、果たしてどうなるのでしょうね。

 七夕さまは、願いを聞いてくれるかなー?