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8月6日2014年08月06日 23:38

 イスラエル軍の侵攻でたくさんの一般人犠牲者の出ていたガザ地区で、ようやく戦火が一時止んで、本格的な和平交渉が行われているようです。
 
 是非とも罪もない子供まで巻き込む仕返しの応酬が即刻終わることを祈って止みませんが、イスラエルとハマスの言い分にずいぶん隔たりがあるようなので、どうなるのか心配です。

 昨日のニュース映像では、停戦でガザ地区から引き上げる若いイスラエル兵たちの屈託ない笑顔が映し出されていました。ハマスに対して圧倒的に優位な火力のイスラエルですが、それでも前線に行かされた兵士たちはさぞかし怖かったのでしょう。一気に緊張から解放された、そんな笑顔でした。

 でも無邪気に笑う、どこにでもいそうな若者たちに、家族を殺されて住まいを追われたパレスチナの人たちもきっといたのでしょう。
 目の前の仲間とは命が助かったことを喜び合えても、高い壁の向こうのパレスチナ人の命には無関心になれる。それが戦争なんですね。高い壁が隔てなければ、同じ学校に通っていたかもしれない隣人だったのに。

 69年前の今日、広島に人類史上初めて原爆が投下されました。

 きのこ雲の下、何万人もの人が高温に焼かれて、爆風に引き裂かれているまさにその時、原爆を投下した戦闘機エノラゲイの搭乗員は、遥か上空で、重大な任務完了に胸をなでおろしていたそうです。

 他人の痛みに対する想像力が持てなかったとき、失った時、人間は非常に残酷になれます。

 再び原爆の惨禍が繰り返されないために、戦争に巻き込まれない為に、それを経験した人たちの言葉に耳を傾け、人の痛みや苦しみを想像し胸に刻み、今度は伝えて行くことが大切だなと、改めて思いました。