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ちょっと気になったニュースネタのお話し2014年07月15日 22:05

 ここのところ「?」と気になったニュースネタが2つ。

 一つは、5歳児からの義務教育。

 少し前から新聞、TV、ネットで見かける言葉ですが、具体的にどうなるのか知らず、小学校の入学年齢を5歳に引き下げるのかなくらいに思っていました。

 今日、ネット記事をちょっと読んでみたところ、小学校への入学年齢を下げるのではなくて、今ある幼稚園や保育園の5歳児の教育だけを義務化するつもりらしいですね。
 つまり、子供全員が最低1年間は幼稚園か保育園か、それに準ずる教育機関に通わなくてはいけなくなりそうです。

 なんで?

 お決まりの「早く学ばせればそれだけ伸びる」みたいな理屈かと思ったら、小学1年生で多発する、集中できない、団体行動がとれないなどなど学級崩壊状態を改善するため、5歳児から学校に上がった時の訓練(ひらがなの読み書きなども含めて)を行いたい様です。

 ん?

 6歳の子供の集中力が足りないから、5歳から訓練すればうまくいくのかなぁ?
 専門家先生がスゴイ頭で考えたことだから間違っているはずないけど、6歳より幼い5歳の教育を押し付けられる幼稚園、保育園はめちゃくちゃ大変になりそうですよね。
 そんなことは家庭教育の問題と思うのは、素人かしら。


 二つ目、女性管理職を生めや増やせやと経団連

 お坊ちゃま宰相の美しいスローガン「女性の輝く世の中」が近づいているように見せかけるため?かどうかわかりませんが、政府も経団連も取り急ぎ大企業やお役所の女性管理職、役員の数を早急に増やせ、30%にしろ!ってやっきみたいですね。

 とうとう経団連の会長が、大手企業何社かに、女性登用の具体的スケジュール作成を指示したみたいだし。

 もちろん今まで力はあるのに冷遇されてきた女性に追い風が吹いたのは、理由はともあれ歓迎すべきことですが、最初に目標値があったり、権力側からの圧力 ってところが茶番でしらけますねぇ。

 だいたい人類の半分は女性なのに、なんで30%?
 一気に50%、いやいや卑弥呼の国の我が国は80%とか言ってくれればもっといいのに。

 まえまえから思っていましたが、お上からの圧力に弱くてが横並びが大好きな経営者が多いから、失われた20年なんてことになったのでは。
 元気な女性が無能なオジサンに取っ手代わった方が、多様性は増すし世の中活気づきそう。

 「女性が輝く社会」じゃなくて、「女性も男性もなく、個人が輝ける社会」が好きだな、わたし。