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寒かったですねー。2014年03月10日 22:30

 今日の東京地方、3月とは思えない気温の低さと強い北風でした。
 ちっとも春らしくならない寒さで、例年時間差で咲いていた近くの公園の桜と梅が、一緒に咲いちゃいました。

 こんな寒い3月ですが、犬の散歩で出かけた公園の池でヒキガエルの卵塊見つけました。あのゼリー状の紐みたいなやつです。沈丁花も咲き始めて、寒くても春なんですね。
 
 ヒキガエルの卵と言えば思い出しますが、昔最初の子供の予定日まで1か月を切った春の日、Ushiさんと小石川植物園に梅の花を見に出かけて、日向の水たまりでヒキガエルの卵を見つけました。

 カエルの卵を始めて見たというUshiさんに、卵がオタマジャクシになって、やがて足が生えて手が生えて、尻尾が無くなって小さなカエルになるところを見せたくて、その卵を少し家に持ち帰りました。

 水槽に入れてさあ楽しく観察しましょと思ったら、Ushiさん予定日よりだいぶ早く産気づいて、そのままあっさり生まれて入院ということになってしまいました。
 これではせっかくのカエル発生観察チャンスを逃してしまうー!と危機感を感じた私は、産科の先生に直談判してちいさなビンに入れたカエルの卵を病室に持ち込ませてもらいました。
 新生児も一緒の病室のベッドで、卵からオタマジャクシが生まれる様子を観察したのって、日本広しと言えどたぶんUshiさんくらいでしょうね。サウジアラビアの方では何件か前例があるようですが。
 同室の方、さぞびっくりされただろうと、今頃思い出して申し訳なく思っていますが、案外看護師さんたちが面白がって見ていたそうです。

 結局、1週間くらいの入院で、Ushiさんも子供もオタマジャクシも、みんな元気に退院。その後オタマジャクシは小さなカエルに育ったので、東郷神社の池に離してやりました。
 今も東郷神社の池の横を通るとき、あの時の子ガエルの子孫が暮らしていてくれたらいいなぁーと考えたりしています。

 今日見つけたカエルの卵、寒さに負けないでちゃんとオタマジャクシ生まれて欲しいですね。