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アイ ラヴ モモンガー2014年02月19日 22:05

 ロシアのソチで開催中の冬季オリンピック。
 連日世界の一流アスリートたちが芸術的なパフォーマンスを見せてくれています。
 日本人選手もいつの間にか体格も、技術も欧米選手に見劣りしなくなって、立派な成績を残してくれていますね。

 中でも7回目のオリンピックまでチャレンジし続けて、とうとう有言実行表彰台に上ったジャンプの葛西選手の笑顔には神々しささえ感じてしまいます。

 世界のジャンプ選手の間では「レジェンド」と呼ばれているそうですが、私の中では失礼ながらずっと「モモンガー」
 一度だけ札幌の大倉山の大会で生で見た時、当時他の選手を圧倒する前傾姿勢で体とスキー板が同一面に揃っていて、まるでモモンガーが前後の足の間にある膜を広げて滑空する姿そっくり、その印象が消えないんです。
 その日モモンガーはどこまでも空を滑っていって、原田のバッケンレコードに並びました。

 今見るとそこまでモモンガーじゃないので、その後フォームをもっと改良したのかな?

 見に行った大会は確かSTV杯とかのローカル大会で、他の競合は岡部選手くらいだったからかもしれませんが、葛西選手の美しい空中姿勢と高さばかりが鮮明に記憶に残っています。

 今回銀メダルに手が届いてもまだ次のオリンピックに執念を見せる発言を聞いたように思います。どこかの番組でコメンテーターの誰かが言ってました。「葛西選手にはこのまま一生やって貰いましょう。いいじゃないですか。」

 そう、ご本人の気持ちが切れずに堂々と後進と真剣勝負をするなら、年齢なんか気にすることはない、ずっとずっと挑戦し続けて欲しいです。 フレフレ モモンガー!