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打ち出の小づち?2013年10月01日 22:20

 少し前に国連のガラガラの議場に向かって、得意のパフォーマンスやらかしたお坊ちゃま宰相、いよいよ消費税8%上げを表明しましたね。

 個人的には、巨額の財政赤字を切り詰めつつ、社会福祉のレベルを保つためには、広く痛み分けは仕方ないかなと思っていたので、公約通り進めることには異論ありません。

 でも増収分が5兆円で、法人税減税が5兆円分、復興増税廃止1兆円分って、なに?

 1時間目 算数の時間です。
 お母さんからフクシを買ってきてねと渡された5兆円を持ったシンゾウ君は、夏バテのお友達のダイキギョウくんに5兆円分のアイスを気前よく奢って、フッコウちゃんにダイキギョウくんがあげる約束の1兆円も代わりに出してあげることにしました。 
 さてシンゾウ君はフクシをいくら分買うことができるでしょう?
 
 2時間目 歴史の時間です。
 あの日シンゾウ君からアイスを奢ってもらって夏バテを乗り切ったダイキギョウ君は、一生懸命働いてお金がたまったので、カリブ海に浮かぶ憧れの常夏の島に移り住んでのーんびり暮らしました。 めでたしめでたし。

 シンゾウ君、打ち出の小づち持ってたんだ。 
 良いことしたね。お友達、楽しそうだね。

10月2013年10月02日 23:24

 気が付いたらもう10月になってました。
 今年ももう3/4済んでしまったんですね。

 だんだん月日の感覚に疎くなって、役所なんかに出す書類の年齢欄に、はて今いくつだっけと一瞬わからなくなったりしてますが、それってヤバイ兆候でしょうか?

 今年は夏が長かったので、朝晩の犬の散歩はずっと半袖短パンにサンダル履きできましたが、さすがにここ数日は長いズボンに長袖の上着が必要になりました。
 年中毛皮を着ている犬たちは、やっと地獄の時期をやり過ごして楽になったようで、軽快な足取りで散歩を楽しんでいます。

 ベランダで育てている鉢植えブドウが今年は豊作で、たくさんの房を付けたので楽しみにしていたのですが、いつまで待ってもなかなか熟した色に変わってくれません。仕方なく緑色が残ったまま収穫して食べてみました。
  一応ピオレーネなんですが、酸っぱさが強くて甘さがいまいちの粒ばかり。 房が残りすぎて、全体に栄養が行きわたらなかったのかな? また来年に期待します。

 ところで、この季節になると以前北海道に本拠を置くかなりブラックな会社に勤めていた頃、貴重な休日にオーナーが道楽でやっていたワイナリーのブドウ摘みに駆り出されて腹がたったことを良く思い出します。

 毎年毎年の理不尽な強制労働に一矢報いたくて、ある年全員参加の号令を逆手にとって、会社に旅費を出させて東京から沢山の同僚とその家族を誘って参加して、その年のブドウ摘みのコストを思い切り跳ね上げたことがありました。
 オーナーは「全員出てこい。」と言ってしまった手前、表だって文句を言うわけにいかず、陰でぼやいていたようです。もちろん、翌年から二度とブドウ摘みに誘われなくなりましたが。

 ブドウ摘みの強制労働はいただけませんでしたが、北海道の短い秋の輝くような景色は、いまでも目に焼き付いています。 時が立つと、嫌なことは忘れて、良い思い出だけが残ってくれるものですね。 
 オーナー、あの時はごめんね。

古本屋さん2013年10月04日 23:18

 いつからか、古本屋さんを見つけると入ってみたい衝動に駆られます。
 
 特に小さくて通路が人ひとりやっと通れそうなくらい狭いお店だと、吸い込まれるようにとりあえず入ってみるます。
 書棚の下から上までびっしりと本が詰まっていて、さらにレジの後ろあたりに今にも崩れそうに本が積み上げてあったりすると、その店の中のどこかに自分の人生を変えてくれる本があるんじゃないかと、一生懸命本の背表紙を確かめてみたりするんですが、結局疲れて買って帰るのは無難なところで藤沢周平の文庫本だったり。

 幸せなことに、今通っている勤め先の近くには古本屋さんが多くて、特に絵本も置いてくれている3軒のお店を、仕事帰りにときどき覗いています。

 その3軒にそれぞれ特徴があって面白いんです。

 1軒目は多分30代の若い夫婦で切り盛りしているお店で、ちょっとおしゃれな古本屋さん。強いジャンルが芸術、演劇、映画、音楽などです。店の中はいつも整っているし、特集スペースは一月ごとに違うテーマでアンティーク本やビンテージ本が並べられて、お客さんもよく入っています。あ、これいいなーと思う絵本に出会うことが一番多いお店です。

 2軒目は典型的な街の古本屋さんで、マニアックな本よりも、単行本や文庫本が中心の品ぞろえ。帰宅途中にちょっと立ち寄って、ちょっと前に話題になった小説とか新書を探してみたくなるお店です。きっと夜の8時とか9時とかに常連さんが寄って行くのでしょうね。絵本の品質は良いのですが、ちょっと高くて仕入にはなりづらいんです。

 そして3軒目が昔の古本屋さんのイメージを色濃く残しているお店。ただでさえ狭い通路にも未整理の古本が積み上げられていて、足の踏み場がありません。しかもご主人は普段店番をしていないので、本を買おうとすると、奥に向かって大声で叫ばなければ出てきてくれません。
 レジ周りは恐ろしく乱雑な状態で、いつも領収書の用紙が行方不明。時にはご主人が客の私に店番頼んで領収書用紙を買いに走ることも。 そんないい加減なお店行かなければ良いのに、なんか嫌いになれないんですよね。実は昨日もお邪魔したら、ご主人また領収書用紙買いに走りました。いったい何冊の浮かばれない領収書が。。。 おぉ怖。

 自分は「あぷりこっとつりー」をどんな店をつくっていきたいのかなぁと考えると、実はあまりしっかりしたデザインがありません。(スイマセン)
 きっと1軒目のお店のような、絵本好きのお客さんに頼りにされる店が一番近いんだと思います。でも3軒目のお店の様に、ちょっとだらしないけどなんか放っておけない部分も見習いたいなとも。(見習ってできる特徴ではないかもしれませんが。)

 結局自分の思いを押し付けるより、お客様の表情を見たり、声を聴いたりして試行錯誤で作りあげて行くのが一番なんでしょうね。

 しばらくの間スタイルがブレると思いますが、どうぞ長い目で見て育ててやって下さい。よろしくお願いします。

絵本紹介(37) Pitschi2013年10月05日 18:02

題名   : Pitschi
文     : Hans Fischer
絵     : Hans Fischer
出版社  : Ehon House Publishing

 前回スーパーポジティブねこのピートのお話をご紹介して、ネコ繋がりというわけではないのですが、今回もかわいい子ネコのピッチのお話です。 先日遊びに来てくれた同級生女子の「子供の頃大好きだった!」の声に応えてのご紹介になります。
 英語版は一度絶版になって、ファンの惜しむ声に押されて目白にある「絵本の家」さんが頑張って再出版してくれた復活絵本です。少し長い文章もありますが、ちょっとずつ大事に読めばだいじょうぶ。きっと原作の暖かさが伝わってきますよ。

 リゼットお婆さんの飼い猫マウリとルーリには生まれて6週目になるグリグリ、グロッジ、パッチ、ネグリ、そしてピッチの5匹の子ネコがいました。子ネコたちはリゼットお婆さんの編み物にいたずらをして遊んでいます。でも一番ちびすけできゃしゃなピッチは他の姉弟の様に遊ぼうとせずに、裏庭に探検に行きました。
リゼットお婆さんの庭


 ピッチは裏庭でヒヨコを見つけて遊ぼうとしますが、親鳥に邪魔されてしまいます。でも雄鶏のカッコイイ姿にあこがれたピッチは「わたしもカッコイイ雄鶏になりたい!」と言って、雄鶏の後を真似して歩きます。 でも雄鶏どうしのケンカが始まると、「雄鶏はまっぴら!」と逃げだしました。
雄鶏になりたい!


 ピッチは今度は大きな優しそうなヤギを見つけます。
「わたしヤギになりたいな。」 そういうピッチにヤギは首につけるベルをくれました。枝で作った角を付けたピッチが、「どう?ヤギに見える?」と聞くと、ヤギは「もちろんよ!」
 その時、リゼットお婆さんがヤギの乳しぼりにやってくると、「ヤギなんて絶対いや!」

 ヤギのそばを逃げ出したピッチは毛づくろい中のカモを見つけて、「あなたよりもっと上手にできるわ!」「わたしカモになる!」
 カモたちは一列になって池まであるいて、順番に泳ぎ始めました。それはとても簡単そうに見えたピッチはカモの後に付いて池に入りましたが、途端におぼれてしまtってカモに一羽になんとか助けてもらいました。
アヒルならなれるわ。


 こうしてピッチはいろいろな生きものに憧れてつぎつぎ真似をするのですが、とても怖い目に会って寝込んでしまいます。
恐怖の体験


 するとリゼットお婆さんの家で飼われている動物たちがみんな心配してピッチのお見舞いにやってきます。

 みんなに心配されて大事にされて、ピッチの病気は。。。
元気になってよかったね


 ヤンチャで困った子ネコのピッチだけど、みんなにとっていなくてはならない存在。ピッチも他の動物も、イラストがとてもかわいいし、あたたかいし、元同級生の「昔大好きだった!」というシャウト、納得です。

いきなり秋ですね。2013年10月06日 17:00

美容室CORさん入り口のジャック・ランタン
 あんなに暑い暑いと思っていたのに、東京は昨日から急にひんやり空気に包まれてしまいました。

 先週半ばに四谷の紀尾井坂を下っているとき、イチョウの街路樹からたくさん銀杏が落ちてきているのを見つけて、「あんたら、ちょっと気がはやくないかい?」と声をかけたりしたのですが、原宿の東郷神社のイチョウの木の下でも銀杏を見つけたので、紀尾井のイチョウだけが気が早いわけではなかったようです。
 特に日付に気を付けてきていないのであいまいですが、たしか東京では11月の声を聴くころ、もっとイチョウの葉が色づいてから銀杏がたくさん落ちて来たんじゃなかったっけ?今年は早いのかな?

 「あぷりこっとつりー」の窓から見える柿の実も、先週よりまた一段色づいたし、向かいの美容室CORさんの入り口にはかわいいジャック・ランタンが飾られたし、気分はまだ夏を引きずっていましたが、今年の秋が一気に表舞台に躍り出てきた感じですね。
 
 昨日は原宿あたり一日小雨で寒かったので、店ではエアコンを今年初めて暖房モードに切り替えて部屋を少し温めてお客様をお待ちしました。

 夕方に来店されたかわいらしい女子3人組のお客様は、部屋に入って「わぁあったかーい。」、「こんな部屋に住みたーい!」とうれしい第一声。
 しばらく絵本を読んだり、雑貨を見たり、たくさんの「かわいいー♡」と、
「とてもほっこりした時間を過ごせました。」という感想を置いて行ってくださいました。

 そう言っていただけるとオジサン店主としては嬉しくなって、「よし、もっと楽しい店にしよう。」と張り切って、「またいつでも遊びにきて下さいねー。」なんて気前よく見送ってしまうのですが、はて、今日の売り上げは。。。。 まぁ、いいかぁ。 

 いやいや、よくないよくない。
 商売人としては、ダメダメですね。