http://apricot-tree.asablo.jp/blog/img/2013/06/17/29f71b.jpg

そりゃやりすぎ2013年07月18日 21:30

 何気なくネットニュースを眺めていたら、アメリカで犬向けテレビ局が大ヒットという見出しを見つけました。

 えっ イヌ向け放送! 当世そんなものまであったの!?

 私も犬の飼い主ですが、さすがにそんなテレビ局と契約することは絶対ありえません。
 別に存在を怪しからんとは言わないし、必要だと思う方がお金を使うことを批判も致しません。
 
 ただ最近、錦の御旗のように掲げられる「経済成長」という言葉に、はてな、なんか変でないかい?と素朴な疑問を持っていた矢先でしたので、ああこれかとピピっときました。

 犬向け放送がヒットしているということは、顧客のニーズに応えた新しいビジネスが展開されて、市場と雇用を生み出す経済の成長が起きたと考えていいんですよね?
 そして経済成長は私たちが最優先すべきことなので、世の中が良くなるーと喜ぶべきことなんですよね?

 人間はいつでも、いつまでも成長を求める生き物なんですね。
 その行動こそがきっとサルからヒトを誕生させた性(さが)なのでしょう。

 いつも現状に満足することなく、もっと楽になるためにはどうしたら良いか、もっとおいしいものを食べるにはどうしたら良いか。もっと快適な場所がどこかにあるのではないか、そう考え続けたサルの子孫が私たちで、地球の「主」として大繁栄を遂げました。

 でも、その成長っていつまでも続けられるのでしょうか?
 どれだけ楽しても、どれだけ美味いもの食べても、どれだけ稼いでも、所詮一生で使える時間は決まっています。
 地球の大きさも資源も限りがあります。

 もうおなかいっぱいだと言っている人に、経済成長の為に頑張ってもっと喰え、と尻を叩いているのが今の先進国、今の日本の様に思えます。 

 満腹を通り越しても食べ続けなければ安心できない経済って、なんだか宮崎アニメに出てきたカオナシみたいで悲しいですね。

 犬向けテレビ放送って、動物愛に満ちた素敵なアイデアです。
 駅の雑踏でも自転車に乗りながらでもスマホでゲームが続けられるって、便利で楽しいことです。

すごい世の中になったものだなーと感心しつつ、
 でも、なんか違うなーという思いがあって、一言で表すならば、
 「そりゃあんた、やりすぎちゃいますか?」

 昔の人が自分を戒めた言葉、「足るを知る」って、いい言葉だなー。